フリーランスエンジニアなるには?【必要なスキルや経験について徹底解剖】

フリーランスエンジニアを目指す人の中には会社や組織に所属しているエンジニアだったり未経験の人がいたりと様々です。

現在はフリーランスエンジニアの人口も増え、以前よりは敷居が高くないと感じる人も多いのではないでしょうか。

ここでは、フリーランスエンジニアになるためのポイント、成功するために知っておくべき知識などを説明します。

フリーランスエンジニアとは

そもそもフリーランスエンジニアとは、「個人事業主」として活動しているエンジニアのことです。在宅でも仕事ができるので、リモートワークなど多様性のある働き方の職種として注目されつつあります。

 

出典:【ランサーズ】フリーランス実態調査2021年版

そもそもフリーランスで働く人口はここ数年で1,600万人を超えました。2020年は規模が少し落ちましたが、その反動か2021年は近年で最も増加率が高い結果になりました。

コロナ禍の影響もあってか、会社に所属をするだけでなく独立をして自由に活動する人が増えていると考えられます。

フリーランスエンジニアの平均年収は?

フリーランスエンジニアの年収は、個人差が大きいですが優秀なエンジニアであれば年収1,000万円を超える人も多いです。

正社員で年収1,000万円以上は多いとはいえませんがフリーランスエンジニアであればありえないというわけではありません。

以下は会社員とエージェント利用の有無におけるフリーランスエンジニアそれぞれの平均年収です。

働き方 平均年収
会社員 623万円
フリーランス(エージェント未利用) 398万円
フリーランス(エージェント利用) 746万円

出典:ITエンジニア、最も収入を得られる働き方は?

正社員時代は年収が300万円程度だったのに、フリーランスに転職をして常時案件が入る状態になると2倍の年収になったというケースも珍しくありません。

さらに、会社員時代によりも経費計上できるケースも増えるので可処分所得がさらに大きくすることも可能です。

フリーランスエンジニアに転職するタイミングは20代!

フリーランスエンジニアへの転職は年収が最も上がりにくい20代の時がベストタイミングです。

若手のエンジニアの中でも特にSES会社やSIerに所属している人は数年でたった数万円しか年収が上がらなかったというケースも多いです。

今後年収を上げていきたいと考えた時は、一番伸びしろがある20代がおすすめです。

フリーランスエンジニアのメリット

働く場所は自由

フリーランスエンジニアは企業に所属しているわけではないので、働く場所は自宅でもOKです。

多くの人が在宅で業務を行っていますが、中には「コワーキングスペース」といった仕事ができるオフィスを借りて業務をする人もいます。

いずれにせよ自分で働く場所を決められるのが魅力です。

働く時間は自由に決められる

働く場所以外にもフリーランスエンジニアになれば働く時間も自分の好きに決めてもOKです。

平日に働くもよし、夜中に集中して行うのも自由です。クライアントとの納期を守れれば問題ありません。

経費を計上して節税もできる

フリーランス=個人事業主なので、経費の計上も自分で行う必要があります。手間のかかる作業ではありますが、材料や技術本といった仕事に必要なものを「経費」として計上することができます。

節税対策にもつながるので、この点でも会社員とは異なる点でしょう。

仕事の進め方は自由

時間も場所も全て自分で決められるのがフリーランスの強みです。受注した仕事をどう進めるのかも、全て自分が決めてOKです。

共同プロジェクトでもなければ自分の仕事をいつ・どれくらい・どんなふうに進めるのかは自分次第ということになります。

人間関係が以前よりもシンプルにできる

業務と同じくらいに悩みの種の1つとなるのが「人間関係」です。苦手な上司や同僚、相性の良くない仕事仲間と毎日顔を合わせるのは憂鬱という人も少なくないでしょう。

フリーランスエンジニアになれば、こういった人間関係を限りなくシンプルにできるのもメリットでしょう。

毎日顔を合わせるということがほとんどないクライアントであればなおさら、人間関係で悩まされるといったことは限りなく減らせるでしょう。

フリーランスエンジニアのデメリット

いくつものメリットがあるフリーランスエンジニアですが、デメリットも存在しないわけではありません。

収入が不安定の可能性

フリーランスエンジニアになるということは、仕事の受注・営業もすべて自分で行わなければなりません。

ただ待っていても仕事は一向に訪れないというわけです。

また仕事の受注状況によっては収入が増える月と減る月が出てくるということです。

そのため会社員時代のような安定した収入を維持することは難しい可能性があります。

仕事・お金の管理は全て自分

フリーランスエンジニアになった場合は、お金・仕事の管理は全て自分でしなければなりません。

事務・経理といった人がいないので、それらもすべて自分で処理する必要があります。経費の計算・クライアントへの報告・入金確認・やりとりなどです。

さらに税申告も全て自分で行うので、税金管理・確定申告といったことも含まれます。

社会的信用を得るのが難しい

会社員時代は「〇〇会社」という肩書があるため、社会的の信用が一定以上あります。例えばローンの審査やマンション・家の入居審査といったものは、社会的信用度が強く影響します。

収入が不安定になる可能性が会社員よりも圧倒的に高いフリーランスは、社会的信用を得ることが難しいと覚悟しておきましょう。

健康保険など福利厚生がない

個人事業主になると、健康保険料をはじめとする福利厚生が得られません。会社員時代では当たり前であったものがないという事です。

特に健康保険料は会社員の時は会社が半額負担をしてくれますが、個人事業主になれば全額が自己負担となります。

未経験でもフリーランスエンジニアは目指せる?

結論からいえば、未経験の人でもフリーランスエンジニアを目指すことは可能です。しかし経験者の人よりも楽ではない理由を説明します。

実務経験がないと受注が難しい

フリーランスエンジニアは、実務経験があるからこそ「プロ」だという認識をされるのが一般的です。

企業に所属をしていないので、その人の技術力を推し量るものは「実務経験」、つまり今までどんなプロジェクトに携わってきたかによってしまいます。

フリーランスエンジニア専門のエージェントも存在しており、仕事の件数は増えていますが、報酬が少なすぎるために続けていけなくて挫折をしてしまうというケースも少なくありません。

現役のエンジニア・上司に教えてもらえない

フリーランスエンジニアは1人で仕事することが多いため、同業者の指導を受けるといった環境はまずありません。

会社に所属していれば先輩や上司に指導してもらえることはありますが、フリーランスではそれが難しいです。

フリーランスエンジニアとして活躍するポイント

先ほど、未経験でのフリーランスエンジニアは難しいと説明しました。では、どのような方法であればフリーランスエンジニアとして活躍できるのかを紹介します。

実務経験を最低は1年以上積む

エンジニアにおける実務経験は多ければ多いほど良いというわけではありません。

エンジニアの業界は日に日に変化していくものなので、その変化についていくことができるかが重要です。

そのため信用を得るだけに十分な期間は最低でも1年以上です。日本国内では、エンジニア不足が続いている状態です。そのため、実務経験が他の業種よりも浅いといわれている年数でも十分に活躍できるチャンスがあります。

技術力・知識を高める

もしフリーランスエンジニアとして活躍する・収入をアップさせたいというのであれば、言うまでもなく技術力を高める努力をしましょう

収入をアップし続けているフリーランスエンジニアは、案件受注だけに努力するわけではなく、常に新しいスキルや知識を身に着ける努力も怠りません。

講習会やイベント・ショーなどにも積極的に参加して、常に最新のトレンドなどにアンテナを張っています。

コミュニケーション能力も培っておく

クライアントに対してだけでなく、案件によってはチームになって業務をすすめる場合もあります。

メンバーとの情報共有のほかにトラブルへの対応など、フリーランスエンジニアであってもコミュニケーションが必要となるシーンは少なくありません。

技術力の高さも重要ですが、メンバー同士とのコミュニケーションがスムーズに取れないと進捗に影響がでることも。

またクライアントの多くはエンジニアに対してもコミュニケーション能力を求めているところがあります。

つまり、コミュニケーション能力も高く技術力も高いエンジニアは非常に重宝される存在といえるでしょう。

自己管理能力を身に着ける

フリーランスエンジニアになった時に一番のリスクは「収入が途切れる」というものです。

収入が途切れる原因の1番は「健康トラブル」です。収入をアップさせることも重要ですが、それ以上に「途切れない」ことが重要です。

日常的な健康管理はもちろんのこと、定期的な健康診断を受けることも忘れずに!

お金・体調全てに関して自分で管理していかなくてはいけないのがフリーランスになるということです。

まとめ

フリーランスエンジニアについて目指し方・成功の秘訣・注意すべきことなどを解説しました。

自由な時間・空間で仕事ができる反面、仕事を受注することの難しさ、クライアントとの交渉などメリット・デメリットが存在するのがフリーランスエンジニアです。

いくら技術力があっても自分の魅力をうまく営業できないとなかなか受注にはつながりません。

しかし、うまく受注に結び付けば自分のスキルアップや経歴にもつながります

一長一短があるフリーランスエンジニアは、自分の働き方の可能性を広げてくれるものの1つといえるでしょう。

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