フリーランスエンジニアに資格は必要?あると有利な資格4選

「フリーランスエンジニアとして働いていますが、案件獲得に苦戦しています。やはり資格は必要でしょうか?」

会社員として働くエンジニアであれば、資格手当をもらって資格を取得する人もいるかもしれませんが、フリーランスの場合は無資格で働いている人も多いです。

また、フリーランスエンジニアは仕事内容が選べる一方で、提示できる実績や信頼性がないと案件の獲得が難しいのが現状です。

フリーランスエンジニアにとって、資格は「絶対に必要」というものではありませんが、持っておけば有利に働くケースもあります。では、どのような資格をとるとよいのでしょうか。本記事では、フリーランスエンジニアが持っておくと有利な資格について解説します。

フリーランスエンジニアで資格をとるほうがよいケース

もし今、あなたが企業にアピールできるレベルの実力があれば、資格を取得する必要はありません。その場合は、仕事の量を減らして資格のための勉強をするよりも、実績を積むことに専念するほうがよいでしょう。

しかし、そうでない場合はスキルを証明する手段の1つとして資格を活用するのも有効です。資格のために勉強をすることで、できることの幅が広がり、なおかつ一定以上の知識の証明になるからです。

また、なかには資格が必須もしくは推奨の案件もあります。そのような案件に応募したい場合、いうまでもありませんが資格の取得が必須条件となります。

フリーランスエンジニアが資格を取得するメリット3つ

フリーランスエンジニアにとって資格は絶対に必要なものではありませんが、得られるメリットは決して小さくありません。資格取得によるメリットを3つ紹介します。

クライアントからの信頼獲得につながる

フリーランスエンジニアが案件に応募する際、クライアントの多くはポートフォリオ(履歴書)から実力を判断します。クライアントに安心して依頼してもらうためにも、自分の能力や実力を示し、信頼してもらわなければなりません。

資格を持っていることで、どの程度のスキルがあるのかが把握できるため、クライアントにとって依頼しやすい人という印象を残しやすくなります。

また、IT関連の資格は難しい内容のものが多く、資格を取るという姿勢そのものに対して「向上心がある」と評価されることもあります。

スキルアップになる

資格がなくてもフリーランスエンジニアにはなれますが、稼げるかどうかは別問題です。

多くの場合、フリーランスエンジニアの収入は案件数×単価によって算出できます。そのため、「高単価の案件を多く獲得できれば、稼げるエンジニアになれる」ということになります。

しかし、スキルも実績もないエンジニアに高単価の案件依頼がくる可能性は高くありません。

スキルがあることでさまざまな案件に対応できるようになり、その結果、稼げるフリーランスエンジニアへと成長していきます。そのスキルを積むための証明として、資格が役に立つのです。

案件獲得の幅が広がる

資格を取るために勉強することで、案件獲得の幅が広がることもメリットです。これまで経験したことのない分野や、不得意な分野にはどうしても手をつけづらいものです。

しかし、資格を取得するという目標を掲げてチャレンジすることで、新しい知識を身につけることができます。案件の獲得に悩んでいる人はもちろんですが、すでに実績のある人も、次なる目標へ向かって資格に取り組んでみると世界が広がるかもしれません。

フリーランスエンジニアに有利な資格4選

フリーランスエンジニアにとって資格は有利に働くものですが、闇雲に取得しても意味がありません。資格が役立つかどうかは、案件や企業によって異なるため、今後の方向性とあわせて考えるとよいでしょう。

ここでは、ITエンジニア系でフリーランスに有利な資格を4つ紹介します。

AWS認定資格

AWS認定資格とは、AWS(アマゾンウェブサービス)が提供するプログラムで、世界でもっとも広く採用されているクラウドプラットフォームです。

ITの急速な変化により、オンプレミスからクラウドシステムに変更する企業が増加していることから、クラウドに強いエンジニアが重宝される傾向にあります。

AWS認定は12種類のレベルや分野別に分けられており、おもに以下の3つのレベルと、ジャンルに特化した「専門資格認定」です。

  • 基礎
  • アソシエイト(中級)
  • プロフェッショナル(上級)

また、AWS認定資格はサーバーの構築やデータベースの構築、インフラ設計などを体系的に学んだ証明になるため、AWSを使ったプロジェクトにおいて強みになります。

Linux技術者認定

Linux技術者認定(LPIC)は、Linux技術者としてどの程度扱えるのかを証明する、世界共通認定試験です。そもそもLinuxとは、WindowsやMacのようなOSのことで、システムやサービスを開発するときに用いられます。

Linux技術者認定を提供しているLPI日本支部によると、日本国内の約7割の企業でLinuxが導入されているとのことです。

多くの企業で使われているLinuxが扱える人材は、さまざまな場面で重宝されると同時に、フリーランスエンジニアとして大きな市場にアプローチしやすくなります。

オラクルマスター

オラクルマスターは、日本オラクル社が運営する「Oracle Database」シリーズを扱うスキルを証明するための試験です。

オラクル社のデータベースは日本国内で約半数以上とトップシェアを占めており、その分、扱える人材の需要も高い傾向にあります。

資格は「ブロンズ」「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」の4つに分かれており、プラチナが最高グレードとなっています。

もっておくと重宝する資格ではありますが、ゴールド以上を独学で取得するのは難しいため、まずはシルバー取得までを目指すとよいでしょう。

ITストラテジスト試験

ITストラテジスト試験とは、情報処理技術者試験のなかで最難関といわれている、IT関連の最上位にあたる資格です。

ITストラテジストの資格を保有することで企業の経営方針にあわせて、IT戦略を作成・実行するポジションに属することが可能になります。

また、IT技術のコンサルティングがおもな業務になるため、エンジニアの枠を超えて経営やビジネス業務にも携わりたい人におすすめの資格です。

フリーランスエンジニアの資格取得のポイント

取りたい資格が決まったら、取得へ向けて段取りを進めていきましょう。資格取得にはいくつかのコツがありますが、ここではとくに重要なポイント3つに絞って紹介します。

ポイント①計画的に進める

まずは受験日を確認し、そこから逆算して学習計画を立てましょう。IT系の資格は年に数回しか受験できないものが多く、タイミングと計画性が重要になります。

無計画で申し込んでしまうと、受験日までに時間が足りず、100%の力を出しきれないまま終わってしまうかもしれません。

残念な結果にならないように、学習スケジュールを立てて、それに沿って勉強していきましょう。

ポイント②目的を間違えない

よくある資格の落とし穴として、勉強を続けるうちに、いつの間にか資格を取ることが目的になってしまうことがあります。

資格を取ることは、フリーランスエンジニアとして案件を獲得するための手段にすぎません。

資格の取得そのものを目的にすると、試験終了後に燃え尽きてしまう可能性があるので気をつけましょう。

ポイント③実践も同時進行する

資格を持っていることと、仕事ができることはイコールではありません。クライアントが重要視するのは、あくまでも実務経験です。そのため、資格の勉強だけでなく、どんどん実践にチャレンジしましょう。

資格のための勉強をしつつ、実践を同時進行することで、すぐに使える内容があるかもしれません。よりよい条件の案件に巡りあうためにも、知識を深めながら実務経験を積んでいきましょう。

フリーランスエンジニアが資格をとるときの注意点

フリーランスエンジニアにとって資格は大きなメリットをもたらしますが、取得時には注意が必要です。注意点は以下の2つです。

時間やコストがかかる

企業に評価されるレベルの資格は、専門性の高いものがほとんどです。そのため、まったく知らない分野の資格を取得するには多くの時間を費やさなければなりません。

貴重な時間を使って勉強するからには、業務に役立つかどうかを事前にしっかり考えておく必要があります。

また、IT系資格の受験費用は比較的高額で、1回の受験で数万円するケースも少なくありません。さらに、書籍などの教材を購入する必要もあるため、コストがかかることも念頭に置いておきましょう。

資格を取得したからといって成功するわけではない

資格を取得したとしても、必ず案件が獲得できるわけではありません。資格はあくまでもスキルを証明するための手段です。

案件を探したり応募していくなかで、同じ資格をもつエンジニアがライバルになったり、無資格でも経験豊富なエンジニアが採用されることもあるでしょう。

資格に対する捉え方や、求めるスキルは企業や案件によって違うため、資格があればフリーランスとして成功するわけではないので注意しましょう。

資格以外でフリーランスエンジニアに求められるスキル

フリーランスエンジニアとして活動するには、プログラミングやシステム開発以外にも磨くべきスキルがあります。

独立してもうまくいかないフリーランスエンジニアに足りない部分とも言えるので、すでにフリーで活動している人も参考にしてください。

営業スキル

営業スキルといっても、フリーランスエンジニアの場合は対面での営業をしなくても案件を獲得することが可能です。資格を取りつつポートフォリオを作成し、以下のような方法で自分を売り込みましょう。

  • クラウドソーシングから応募する
  • 知り合いから紹介してもらう
  • 転職サイト(エージェント)で探す
  • SNSで探す

案件探しは、どれか1つに絞る必要はありません。収入が安定するまでは、いくつか同時進行で探すのもよいでしょう。

コミュニケーションスキル

企業の組織内のような立ち位置ではありませんが、フリーランスになったとしても、クライアントとのやりとりは避けて通れません。

コミュニケーションスキルが不足していると、伝えたいことが伝えられなかったり、プロジェクトがうまく進行しなかったりと、トラブルにつながりやすくなります。

また、契約時には仕事内容や報酬を交渉することもあり、ある程度のコミュニケーションスキルが必要になります。

管理能力スキル

フリーランスエンジニアとして活動する以上、業務に関することを自分で管理しなければなりません。また、仕事が忙しくなると予定を詰め込みすぎて体調管理がおろそかになったり、連絡を忘れるなどのミスを起こしてしまう可能性もあります。

そのようなことにならないよう、自己管理やスケジュール管理などの管理能力スキルを身につけておきましょう。自己管理能力の高さは、収入アップにもつながります。

自由に働けるのがフリーランスの魅力ですが、自分を甘やかしすぎず、メリハリをつけて仕事に取り組みましょう。

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まとめ

仕事を発注する側の企業としては、豊富な知識と経験を持っているエンジニアに依頼したいと考えるものです。資格は応募時の評価対象の1つであり、スキルを証明する手段です。

また、資格を取得することで達成感や自信にもつながるでしょう。

ただし、資格取得はゴールではありません。今後のフリーランスエンジニアとしてどのように活かしていくのかをよく考えて、必要だと感じる資格の取得を検討してみましょう。

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