駆け出しフリーランスエンジニアが案件を獲得するには?好条件の案件を受注するコツ

現在企業でエンジニアとして働いている人の中には、将来的にフリーランスエンジニアとして活躍したいと考えている人もいらっしゃるのではないでしょうか。

フリーランスエンジニアになると収入アップやスキルアップが期待できるだけでなく、時間や場所に縛られない自由な働き方をすることもできます。

しかし、実際にフリーになった後に「どうやって仕事の案件を獲得したらいいの?」「高単価の案件を受けるにはどうしたらいいの?」と疑問に思っている人も多いかと思います。

ここでは、フリーランスエンジニアの案件の獲得方法や好条件案件を獲得するためのポイント、そして避けるべき危険な案件について詳しく解説していきます。

フリーランスエンジニアには大きく2種類の働き方があります

正社員などのエンジニアとフリーランスのエンジニアは、契約形態に大きな違いがあります。

フリーランスエンジニアとして働く上での主な契約形態は以下の2種類です。

  • 請負契約
  • 準委任契約(常住案件)

それぞれの特徴を、メリット・デメリットと合わせて説明していきます。

請負契約について

請負契約は、クライアントが求める成果物を納品することで報酬を得る方法です。

基本的に納期までに成果物を納品することさえできれば良いため、作業にかける時間や仕事をする場所など自由度が高いという点は大きなメリットと言えます。

しかし、納品が完了してからの報酬となるため、実際に支払いが行われるまで期間がかかるという点や、修正対応などに時間がかかり時間単価がどんどん安くなってしまうというようなデメリットもあります。

準委任契約について

準委任契約は、決まった契約期間その企業に常駐するなどして自分のスキルと時間を提供する方法です。

契約内容にもよりますが、この方式では成果物ではなく作業時間に応じた報酬が支払われるため、請負契約よりも安定した報酬が得られるという点が大きなメリットであり、請負契約よりも自由度は低いという点がデメリットと言えるでしょう。

フリーランスエンジニアが案件を獲得するための5つの方法

フリーランスエンジニアは、仕事の案件を自分で見つけてくることができなければ無収入となってしまいます。しかし、まだ実績や経験年数の少ない駆け出しフリーランスエンジニアは簡単には案件を獲得することができないでしょう。

そんな駆け出しフリーランスエンジニアが安定した収入を得ていくためにはどのような方法があるのでしょうか。

ここでは案件の獲得方法として代表的な5つを説明していきます。

自分のSNSやホームページで案件を募集する

フリーランスエンジニアを始めるにあたり、まずは自分のこれまでの経歴や実績をまとめたポートフォリオサイトを作っておくことをおすすめします。

そうしたホームページを通じて、エンジニアを探している企業から直接問い合わせをもらって案件を獲得できることがあります。

また、SNS上の交流などから案件を紹介されるなどして案件獲得につながることもあります。人の目に留まりやすいよう、SNSやブログで自身のノウハウなどを発信することも効果的です。

エージェントサービスに案件を紹介してもらう

フリーランスエンジニア向けの案件を仲介してくれるエージェントサービスがあるのをご存知ですか?

このサービスは、登録した自分のスキルや希望条件に合わせてエージェントが案件を斡旋してくれるというものです。

現在国内には様々なフリーランスエンジニア向けエージェントサービスがあり、案件の紹介以外にも確定申告のサポートやポートフォリオの添削など手厚いサポートを受けられるエージェントサービスもあるため、気になるサービスをチェックしてみましょう。

ただ、基本的に登録無料のサービスですが、案件獲得後などに報酬の10-25%程度の手数料などがかかってくる点には注意しましょう。

フリーランスエンジニア向けのエージェントサービスとして代表的な2つをご紹介します。

レバテックフリーランス ITフリーランスエンジニアの案件を取り扱うエージェントしては最大手のサービス。
とにかく案件数が多いため、フリーランスエンジニア初心者にも中級者にもおすすめです。
Midworks(ミッドワークス) Midworksは案件の豊富さと手厚いサポートが魅力のサービスです。
条件を満たせば案件がない期間でも報酬を受け取れる「報酬保障サービス」があるのも特徴の一つです。

クラウドソーシングサイトから案件を探す

クラウドソーシングサービスは、仕事を発注したいクライアントと、仕事を探しているユーザーとを結ぶマッチングサービスです。

LPの作成やコーディング、アプリの開発など様々な案件が日々多数募集されており、ユーザーは希望する案件を検索して探し、応募することができます。

そして、クライアントとユーザーの条件がマッチングすれば、晴れて案件獲得となります。

報酬の支払いや連絡などもすべてそのクラウドソーシングサービスを介して行われるケースも多く、突然クライアントと連絡が取れなくなり報酬が支払われない、というようなリスクが回避できる点もこのサービスを利用する大きなメリットです。

基本的に無料で利用できて始めやすいという一方で、単発の仕事や単価の低い案件が多いという点は、このサービスのデメリットと言えます。

また、報酬の受け取りの際にシステム利用手数料がかかってくるという点も覚えておきましょう。

クラウドソーシングサービスとして代表的な2つをご紹介します。

クラウドワークス 国内最大級のクラウドソーシングサービスで、とにかく案件が豊富なところが大きな特徴です。
短時間で終わる案件などもあるため、スキマ時間を活用するのにもおすすめです。
ランサーズランサーズも、常に多数の案件が掲載されるクラウドソーシングサービスです。
報酬前払い制度やフリーランス向けサポートなどが充実しているため、初心者にもおすすめです。

知人などから案件を紹介してもらう

前職でのつながりやエンジニアの知人などから案件を紹介してもらうケースもよくあることです。

クライアント側も新規にエンジニアを探すよりも、知人に依頼する方がスキルの確認やコミュニケーションを取って関係を築く時間が省けるため、お互いにメリットのある方法と言えます。

紹介での案件は長期的な案件につながる可能性も高いため、受けた案件は責任を持ってこなし、安定的な収入へとつなげたいものです。

ただ、このようにエージェントを介さず企業と直接契約する場合は、契約内容や請求管理などを自分で行う必要がある点に注意が必要です。

自分で企業に営業する

自分で企業に直接売り込みを行う(営業する)という方法もあります。

興味のあるサービスを運用している企業や制作会社があれば、お問い合わせフォームなどから積極的に売り込みを行いましょう。

この際、自身の経歴やスキルのアピールするためにも、予めポートフォリオサイトなどを準備しておくのをおすすめします。

フリーランスエンジニアが高単価・好条件の案件を継続的にゲットするための重要ポイント

フリーランスエンジニアは、案件ごとや短期間での依頼が多くなります。そして自分が病気などで働けなくなってしまうと途端に無収入となってしまいます。このように、フリーランスと言えばどうしても「収入が不安定になる」というデメリットが挙げられます。

そのため、安定して収入を得ていくためには、数を多くこなすだけでなく、より好条件な案件をゲットする努力が必要になってきます。

ここからは、高単価・好条件の案件をゲットするために重要となる2つのポイントについて紹介していきます。

クライアントからの信頼を得る

フリーランスエンジニアを続けていくにあたって、クライアントからの信頼獲得は絶対に欠かせないポイントです。

信頼を得ることができれば、たとえその時は一回きりの案件だったとしても、別の案件の際に「あの人に依頼してみよう」となり、声を掛けてもらえることになります。

クライアントからの信頼を得るためには、きっちりと納期を守ることはもちろん、クライアントからの問い合わせには誠実な対応を心掛けましょう。

新規の営業は続ける

安定した収入を得るためには、案件や時間当たりの単価をアップしていくということも重要になってきます。

そのためには、単価の高い新規案件を獲得する必要があります。たとえ既存の顧客から安定して案件を得られるようになったとしても、新規の案件を獲得するための営業は継続することをおすすめします。

そうして高単価の実績を積んでおくと、既存の顧客との単価交渉でもより有利に働きます。

セミナーや勉強会などに参加して人脈を広げるのもおすすめです。また、いつ声が掛かっても良いように、実績や経歴などをまとめたポートフォリオは常にアップデートするよう心掛けておきましょう。

フリーランスエンジニアが案件獲得する際の落とし穴!避けた方が良い案件はこんな案件

世の中にはたくさんの案件がありますが、中には避けた方が良いようなケースも存在しています。

ここでは、案件獲得の際に気を付けるべきポイントをまとめてみました。

完成図をイメージできていないクライアントの依頼に注意!

クライアントの中には、担当者が内容をしっかりと把握していない場合や、そもそも依頼したい内容があいまいなまま募集をしているような場合もあります。

そうした場合は、こちら側の保有スキルや作業範囲を無視した指示を受けたり、何度も修正を指示されていつまでも納品が完了しなかったりなどトラブルが起こりがちです。

事前にクライアントと作業範囲や納品条件を取り決め、あいまいなまま依頼を受けることが無いよう気を付けましょう。

なんでも経験だからと案件の引き受けすぎに注意!

特に駆け出しのフリーランスエンジニアに起こりがちなのが、多くの案件を受注しすぎることによるスケジュール遅れです。

作業や納期の遅れは、一瞬でクライアントからの信頼を失ってしまうことになります。

せっかくの案件を断るには勇気が必要ですが、スケジュール的に品質が担保できない事をしっかりと説明して断ることもまたクライアントからの信頼へとつながります。

まとめ

ここまで、フリーランスエンジニアが案件を獲得する方法について紹介しました。

フリーランスは会社員とは違い、収入を得るためには自ら案件を獲得していく必要があります。また、継続的に案件を受注して安定した収入を得るためには、営業力やクライアントの信頼を得るための努力も不可欠です。

案件を獲得するためには様々な方法があります。この記事を参考にまずは自分に合った方法を取り入れてみて下さい。