未経験からフリーランスエンジニアで稼ぐ方法!【独立までの最短ステップ】

これからエンジニアを目指す人の中には、フリーランスエンジニアという働き方に憧れを抱いている人も多いのではないでしょうか。

フリーランスエンジニアは、時間や場所に縛られず自由に働くことができ、なおかつ高収入というイメージがあるため、憧れの働き方の一つです。

実際に、未経験からでもフリーランスエンジニアになることは可能なのでしょうか?

この記事では、未経験からフリーランスエンジニアになるまでの具体的なステップについて詳しく解説していきます。

そもそもフリーランスエンジニアとはどんな職業?

フリーランスエンジニアとは、その名の通り、フリーランス(個人事業主)としてエンジニアの仕事をする人のことを指します。企業などに所属せず自分自身で案件を受注し、クライアントに成果を納品することで収入を得るという働き方をおこなっています。

フリーランスエンジニアという働き方の魅力として、自分自身で仕事の内容や作業ペースを選ぶことができる点を挙げる人は多いのではないでしょうか。

さらに、年収としては平均して700万円~1000万円と言われ、企業に所属するエンジニアよりも高収入が見込めるという点もフリーランスエンジニアの大きな魅力と言えます。

未経験からすぐフリーランスエンジニアになるのは難しい?

上記で紹介したようにフリーランスエンジニアは魅力的な働き方ですが、はたして未経験の状態からすぐにフリーランスエンジニアになることはできるのでしょうか?

結論から言うと、「すぐに」は現実的に難しいと言わざるを得ません。

なぜ未経験からフリーランスエンジニアになることが難しいのか、理由を詳しく解説していきます。

未経験では仕事を受注するのが難しい

フリーランスエンジニアは資格が必要な職業ではないため、極論で言うと「フリーランスエンジニアです」と名乗ってしまえば今すぐにでもなることは可能です。

しかし、クライアントは当然ですが、なるべく経験豊富なエンジニアに仕事を依頼したいと考えています。そのため、未経験のフリーランスエンジニアが仕事を受注できる可能性は低く、たとえ受注できたとしても単価の安い案件となるでしょう。

実際にクラウドソーシングサービスでも、応募するには実務経験3年以上などの条件が付いている案件も多くあります。また、フリーランスエンジニアに仕事を仲介してくれるエージェントサービスにおいても、実務経験がない人はそもそも登録できない企業もあります。

未経験では人脈が乏しい

フリーランスエンジニアが大切にしたいこと、それは「人脈」です。

フリーランスエンジニアは、知人や過去に取引のあった企業から声が掛かったり、自分から知り合いに声を掛けたりすることで仕事を受注するケースが多々あります。実際に、フリーランスエンジニアとして独立してすぐ、前職で取引のあった企業に営業をかけて仕事をゲットしたという話はよく聞く話です。

クライアント側としても、全く新規のエンジニアを探すよりも、信頼関係を築けているエンジニアに依頼する方が安心感があり、スキルの確認も必要がなく効率が良いのです。

未経験の状態では、こうした人脈がほぼゼロの状態からスタートとなってしまうため、案件の獲得に苦労し、生活を安定させるまで時間がかかってしまうことになるでしょう。

フリーランスエンジニアが増えている背景

上述の通り、未経験からフリーランスのエンジニアになることは難しいと言われていますが、実際にはフリーランスのエンジニアは増加傾向にありますし、未経験からでも頑張ればなれないことはありません。

その背景を以下で紹介します。

エンジニアの需要が増えている

ITエンジニアは現代社会において、非常に需要が高い職種です。特にフリーランスエンジニアは、その柔軟な働き方から多くの企業が求めています。経験がなくても必要なスキルを身につけ、少しずつ案件を増やしていくことによって自身の能力を証明することができれば、継続的に企業からの案件を受けることも可能です。

技術スキルの自己自習が可能

昨今はオンラインスクールやAIによるサービスなど、時間や場所にとらわれずに自分のペースで学習することができる学習コンテンツが溢れています。そのため、たとえ現在本業があってプログラミングスクールに通うことが難しい場合でも、仕事の合間に自己学習を行い、技術を会得することが可能です。

また、フリーランスエンジニアになった後も、引き続き技術レベルの向上のための学習は必須です。最新の情報やトレンドを常にチェックし、時代に合わせた学習を自分で行うことができるのは、大きな要因と言えるでしょう。

プロジェクトベースの仕事が多い

フリーランスエンジニアの案件には、プロジェクトベースで依頼される案件が多くあります。

そのため、自分のスキルに合ったプロジェクトを見つけることができれば、その仕事を受けることも可能です。とはいえ未経験の場合は請けられる案件に限りがあるため、日々の勉強とスキルアップの機会を怠ってはいけません。少しづつ仕事のレベルを上げていき、難易度の高い案件でも難なくこなせるようになると、収入アップにも繋がってくるでしょう。

未経験からフリーランスエンジニアを目指すための最短ステップ

未経験からフリーランスエンジニアを目指すためには、実務経験が必須であるということはわかっていただけたかと思います。

では、未経験の状態からフリーランスエンジニアになるにはどのようなステップを踏めばよいのでしょうか。

未経験からフリーランスエンジニアを目指すための最短ステップとして、私がおすすめしたいのは以下の4ステップです。

  1. スキルを身に付ける
  2. 就職・転職して実務経験を積む
  3. 副業でフリーランスエンジニアをする
  4. フリーランスエンジニアとして独立する

それぞれのステップを詳しく解説していきます。

1.スキルを身に付ける

まずは、エンジニアとしてのスキルを身に付ける必要があります。

一言にエンジニアと言っても「Webエンジニア」「インフラエンジニア」「プログラマー」など、その種類は様々です。自分が目指すエンジニアに合わせたスキルを身に付けましょう。

スキルの獲得には、プログラミングスクールに通って講師に指導を受ける方法もありますが、無料のWebサービスや書籍などを利用して独学で行う方法もあります。

次のステップである就職・転職を有利に進めるためにも、まずは自分にできる方法でスキルを身に付けていきましょう。

2.就職・転職して実務経験を積む

次に、就職・転職をしてエンジニアとしての実務経験を積みましょう。

例えばwebサービスをリリースするとしても、設計・開発・デバッグ・リリース・運用など様々なフェーズがあり、そのそれぞれで必要となる知識や起こりやすい問題が違ってきます。

勤め先によっては経験できないフェーズもあるかもしれませんが、サービスに長期にわたって関わるという経験はなかなかフリーランスという立場ではできないことです。

また、在職中は先輩エンジニアからアドバイスを得られるだけでなく、エンジニア向けの講座に経費で参加したり、資格の獲得などに補助が出たりなど、スキルアップのためのサポートが受けられることもあります。こうした社内制度もしっかりと活用するのがおすすめです。

また、世の中にあるフリーランスエンジニア向けの案件では実務経験3年以上とされているものが多くあるため、なるべく早くフリーランスエンジニアになりたいという人も可能なら3年は実務経験を積むことをおすすめします。

3.副業でフリーランスエンジニアをする

ある程度エンジニアとしてのスキルを身に付けたら、働きながら副業としてフリーランスエンジニアをすることをおすすめします。

退職して急にフリーランスに転向するのは少なからずリスクが伴います。まずは本業の勤め先での収入を確保しつつ、フリーランスとしての経験を積んでいきましょう。

副業として収入を得ることになると、経費を計算したり、請求書を出したりして、年度末は確定申告が必要になることもあります。こうした経験もフリーランスにとって必須の知識となるため、事前準備としてこちらもしっかりと身に付けていきましょう。

ただ、最近は副業OKの企業も増えていますがまだまだ禁止しているところも多いです。自分の勤め先が副業について就業規則にどう記載しているか事前に確認しておきましょう。

4.フリーランスエンジニアとして独立する

ここまでの3ステップで準備が整ったら、独立してフリーランスエンジニアとしての活動をスタートしましょう。

フリーランスエンジニアとして独立するタイミングはもちろん人それぞれですが、「副業の月収が本業の月収を超えたら」「定期的な仕事の依頼が見込めるようになったら」といったパターンが多いようです。

独立するタイミングが分からなくならないよう、自分なりの基準を決めておくことをおすすめします。

フリーランスエンジニアのメリットとは?

年収アップが期待できる

フリーランスエンジニアになると自分でクライアントと契約をすることになるため、報酬の良い案件を選ぶことにも繋がります。

さらに、クライアントから直接報酬をもらう形式になるので、会社側の取り分などを気にしなくてもいいのがメリットです。

自由に使える時間が増える

決められた時間に出社をして、退勤・残業といったものから一切無縁なのがフリーランスの特権です。当然通勤の必要もないので、1日の時間は自分で自由に決めて良いです。

休憩時間も勤務時間も全て自分で自由に決められるため、スケジュール管理がしっかりとできれば、無理のない働き方が可能です。

仕事を選べる立場になる

時間だけでなく、仕事の案件自体も自分で選べるのもフリーランスのメリットといえるでしょう。報酬の低いものや専門外の案件、スキルアップが見込めない案件など自分にとって得にならないと感じる案件は受けなくても良いのです。

さらに、関係が良好ではないと感じたクライアントとの契約を終わらせられるのも、会社勤めではないためハードルが低いです。

自分の裁量で全てを決められるので、精神的な負担なども少ないといえます。

経費計上によっては節税も可能

フリーランスになると確定申告をしなければなりません。経費計上や控除計算など上手にできれば節税にもつながります。

フリーランスになると事業に関する出費はほぼ全て「経費」として計上が可能です。講習や商材の購入、ビジネス上の交際・交通費といった項目も経費に計上できます。

経費に計上することで、課税対象となる所得を低く申告できることも、フリーランスのメリットと言えるでしょう。

在宅・ノマドなど働く場所が自由

フリーランスは会社に所属していないため、仕事をする場所が固定されません。一般的には自宅で仕事をする人が多いですが、カフェやコワーキングスペースなどを利用する人もいます。

場所を選ばずに仕事ができるというのも、フリーランスになる利点といえるのではないでしょうか。

フリーランスエンジニアのデメリットとは?

ここまでフリーランスエンジニアの魅力やメリットについてはお伝えしてきましたが、もちろんデメリットや注意点も存在しています。

次はフリーランスエンジニアのデメリットについて説明していきますので、これからフリーランスエンジニアを目指す人は、しっかりと確認しておいてください。

フリーランスエンジニアは労働基準法の適用外

一部の例外を除いて全ての「労働者」に適用される、賃金や労働時間などの基準を定めた法律「労働基準法」ですが、フリーランスにおいては適用されません。

そのためフリーランスエンジニアは、報酬の未払い、いつまでも終わらないプログラムの修正、契約範囲外の作業指示というようなトラブルに見舞われる可能性があるということです。こうしたトラブルから自分の身を守るためにも契約内容の確認が重要なポイントになってきます。

作業を開始する前に、自分の不利になるような契約内容になっていないか契約書をしっかり確認するようにしましょう。確認が必要となる具体的な項目について以下にまとめてみましたので、契約書作成の際に参考にしてみてください。

作業内容について 作業の完了条件や、担当範囲などを明確にしておきましょう
報酬について 報酬金額や、必要があれば着手金、キャンセル料などについても取り決めをしましょう
納品について 修正対応(回数など)などについても明記しておく必要があります
権利について 著作権などが関係してくる案件の場合は事前の取り決めが必須となります

収入が安定しない

フリーランスエンジニアは、基本的には自分で案件を獲得しなければ報酬を得ることができないため、収入を安定して得ることは簡単ではない職業です。

比較的安定しているように思われる、常駐型のフリーランスエンジニアでも、契約は3カ月更新であることが多く3カ月後の仕事はどうなっているかどうかわからないということになります。

特にフリーランスエンジニアになりたての時期などに、単価の安い案件ばかりが続いた時などは会社員時代よりも収入が低くなってしまうというケースも少なくありません。

雑務もこなさなくてはいけない

フリーランスになるということはつまり、経理や営業が行っていたような業務も全て自分でこなさなくてはいけなくなるということです。

自分で営業して仕事を獲得してくることはもちろん、上でも説明した契約書の作成や確認、経費の計算、請求書の作成や管理、確定申告などもエンジニアとしての作業と並行してこなしていく必要があり、慣れない内は大変だと感じるかもしれません。

フリーランスエンジニア向けのエージェントサービスなどを利用している場合はそうした雑務についてサポートが受けられる場合があるため、利用するのもおすすめです。

自由な働き方を探すならビスリンクがおすすめ!

これからフリーランスエンジニアでやっていきたいけれど、どこで仕事を受注できるのかが分からないという人は、ぜひ「Bizlink」を利用してみましょう。

エンジニア専門のエージェント会社なので、フリーランスエンジニアにぴったりな案件が豊富です。1件あたりの報酬も高額な案件も数多く見つけられます。

登録自体は無料でできるので、年収アップを狙うのであればぜひ活用してみてください。

まとめ

いかがでしたか?

未経験からすぐにフリーランスエンジニアになることは難しいですが、必要となるスキルや実務経験を積んでいくことで、最短3年程度でフリーランスエンジニアとして独立することが可能です

未経験だけど、なるべく早くフリーランスエンジニアになりたいという人は、この記事を参考にして最短距離で独立して稼げるフリーランスエンジニアになりましょう!

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