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コワーキングスペースとは
コワーキングスペースやシェアオフィスなどといった言葉をよく耳にしませんか?最近では新型コロナウイルスの影響もあり今までの働き方が変わってきています。東京では現在約300カ所ものコワーキングスペースが存在していることからも浸透してきていることがわかります。
コワーキングスペースとは一体どういうものなのか?ここではコワーキングスペースについてメリットやデメリット、利用方法など今後の働き方のあり方を踏まえて説明していきたいと思います。
コワーキングスペースとはどういう意味?
コワーキングは英語に直すと「Co-Working」となります。「Co」は共同の、共通のといった意味合いがあります。「Co-Working」の他にも「Co-Founder」で共同創業者などといった言葉も聞いた事があるのではないでしょうか?この「Co」に「Working space」(働く場所)が付く事で共同で仕事が出来る場所と言う意味になります。
コワーキングは在宅勤務をしている会社員やノマドワーカーといったように場所が縛られていない環境下で働く人たちのワークスタイルです。コワーキングは2005年頃にサンフランシスコを中心に広まり、2010年頃から日本にも広まってきました。
コワーキングスペースが人気な理由
現在世界的問題になっている新型コロナウイルス。多くの企業が感染防止のため、リモートワークにしている企業は決して少なくないでしょう。その中で働き方の変化は大きく、実際にリモートワークをする事で通勤時間をカットする事で作業効率が上がったという声もあります。
そこで白羽の矢が立っているのがコワーキングスペースです。今後新型コロナウイルスの問題が収まってきてもリモートワークを利用していく企業もあるでしょう。しかし、自宅では集中出来ないという人も一定数おり、「作業に集中出来るスペースが欲しい」というニーズに対応できるのがコワーキングスペースではないでしょうか。
コワーキングスペースの特徴
コワーキングスペースはシェアオフィスなどと違って開放的な空間、つまりオープンスペースの中で仕事が出来るのが特徴です。シェアオフィスやレンタルオフィスなどでは作業効率向上のためにデスクごとにパーテンションが設置されていたり、個室タイプだったりと閉鎖的なイメージが強いです。
感覚的にはコワーキングスペースは仕事がし易い環境になったカフェや図書館といったイメージです。基本的には自由に座席を移動する事もできたり、イベントやセミナーなど交流を重視している面も見られます。
コワーキングスペースと他の施設の違い

コワーキングスペース以外の施設
コワーキングスペースの他にも似たような施設は主に4つあります。シェアオフィス、レンタルオフィス、サテライトオフィス、バーチャルオフィスです。特にシェアオフィスはコワーキングスペースと同義として扱われる事もありますが、それぞれの違いや特徴について説明します。
シェアオフィス
システム的にはコワーキングスペースとほぼ変わらない施設ですが、比較的個室が多いのでコワーキングスペースに比べ閉鎖的なイメージがあります。創業して間もないベンチャー企業などの利用が多く見られます。
レンタルオフィス
仕事する上で必要なものはシェアしながら個室も完備されているスペースです。シェアオフィスよりもしっかりとした個室で施錠できる部屋もあったりとセキュリティ面でも安心して利用できます。
サテライトオフィス
本社から離れた場所に設置される事が多く、外回りの仕事の際に帰社せずにそのまま作業する事が可能な為時間の大きな節約が可能になっています。
バーチャルオフィス
バーチャルオフィスは仮想のオフィスを指し、実際に仕事をするのは自宅であったりクライアント先ですが事業上の住所を得たい方が多く利用します。
コワーキングスペースのメリットとデメリット

コワーキングスペースのメリット
コワーキングスペースのメリットとして最初に挙げられるのが大きなコストカットです。通常オフィスを借りるとなると敷金や礼金を始め、様々なコストがかかってきます。しかしコワーキングスペースを活用することによって多額な初期費用を抑える事ができます。
次にメリットとして挙げられるのが、設備の充実さです。コワーキングスペース全てについているわけではありませんがデスクや椅子、Wi-Fiなど基本的に仕事に必要なものは揃っています。この設備の充実さも大きなコストカットになります。
そしてコワーキングスペースの大きな特徴として多種多様な業種の人がコワーキングスペースを利用するため、自ら交流を図れば新しいビジネスのチャンスが生まれる事もあります。他にもコワーキングスペースには商談が出来るスペースや会議室が設けられている場合があります。
コワーキングスペースのデメリット
コワーキングスペースのデメリットを挙げるとすれば、それぞれのコワーキングスペースに設備の違いがある事です。全てのコワーキングスペースに必要な設備が整っているわけではないので選ぶ際には注意しなければならないポイントです。
コワーキングスペース特有のデメリットとして周囲の会話が聞こえてしまう事があります。単に集中を欠いてしまう事もあるでしょう。普段カフェなどで作業している人は特に気に留めることはないかもしれませんが、気になる方にとってはデメリットとなり得るでしょう。
オープンスペースが故に周囲の会話が聞こえてしまう事をデメリットとして挙げましたが、他にも周りの声が聞こえてしまうため、情報漏洩などに繋がってしまう可能性もあります。大事な商談やミーティングがある場合には商談スペースや会議室が常備されているコワーキングスペースを探しましょう。
コワーキングスペースの利用手順

一般的にコワーキングスペースを利用できるまでの手順は以下の通りになります。
内覧予約
ネットなどを利用してまずは気になるコワーキングスペースを見つけましょう。見つかったらウェブや電話を利用して内覧の予約します。内覧する時間帯は実際に利用する時間帯を狙って行くことで、実際に通うイメージが持ちやすくなります。
内覧
最寄りの駅からの距離はどのくらいか、コワーキングスペース内の雰囲気は自分に合っているか実際に見て思う事があると思うので細かくチェックしましょう。良ければドロップインで試しに短時間で利用してみて感覚を掴む事もおすすめです。
申し込み
気に入ったコワーキングスペースがあれば利用する申し込みをしましょう。
審査
もしも月額で利用したい場合はコワーキングスペースの運営会社の審査を受ける必要があります。内容としては書類による審査と簡単な面談が一般的です。
契約
審査に通ったら利用料金、場所によっては入会費と補償金などを支払って契約完了となります。
コワーキングスペースの選び方
予算と費用
コワーキングスペースを利用する時に、選ぶ基準となる大きなポイントが費用、立地、設備です。個人で利用する場合や企業のオフィスとしてコワーキングスペースを利用するのか、目的を明確にして以下のポイントに当てはまるかチェックしておきましょう。
料金のシステム
コワーキングスペースを利用する際には2つの料金システムが存在します。1つ目が1日ごと、もしくは数時間単位で利用する「ドロップイン」というシステム。もう1つが月毎に利用する「月額制」があります。個人で利用する場合には時間の融通がきくドロップイン、企業として利用する場合には月額制を利用するのがおすすめです。
立地
近年コワーキングスペースの数は増加し続けています。利用者の多い駅周辺には必ずと言っていいほど存在しています。最寄りの駅から乗り換え無しで利用できる場所など利用するにあたって交通面で利便性の高い事を考慮するようにしましょう。
設備
一言にコワーキングスペースといっても、それぞれ設備の違いはあります。利用する前にどんな設備があるか、必要最低限な設備が整っているかしっかりとチェックしておく事が重要です。
イベントやセミナーの開催
コワーキングスペースの大きな特徴にイベントやセミナーの開催があります。コワーキングスペースごとに多種多様なイベントやセミナーが行われています。自身の仕事場にすることはもちろんの事、他の人と交流もしたい!イベントやセミナーに参加してみたい!という人は積極的に参加してみましょう。
どんな人がコワーキングスペースを利用するのに向いているのか

コワーキングスペースはフリーランスの人や起業して間もない起業家など仕事が直ぐに出来る環境が欲しい人が多く利用しています。コワーキングスペースを利用した方が良いと言える人は下記が当てはまる人だと考えます。
すぐに自宅以外で作業出来るスペースが欲しい
働き方改革や新型コロナウイルスの影響によって企業からリモートワークを推奨されているが設備を自宅に設置したり、自宅に準備を整えるのが難しい人は多いでしょう。そういった問題の解決策としてコワーキングスペースを利用するのも1つの方法です。
他の業種の人と出会いたい
普段自宅で仕事をしているフリーランスの人で他の業種との関わりを持ちたいと思っている人は、様々な業種の人が集まるコワーキングスペースを交流の場として利用してみるのも良いのではないでしょうか?最近ではセミナーなども行われている為、自分と興味を持っている事が同じである人を探す際にもコワーキングスペースは便利です。
リモート案件多数なビズリンクがおすすめ!

Bizlinkではコワーキングスペースを利用した働き方にも対応できる、リモート案件も多数ご紹介しています。エンドの案件が多数あり、開発者案件だけではなくデザイナー案件やコンサル案件も多いので、単価も高くフリーランスエンジニアになってから収入アップも狙えます。
登録自体は無料でこちらからできます。リモートワークという場所に縛られない新しい働き方もBizlinkなら実現することが可能です。
まとめ
以上のようにコワーキングスペースごとに違いがあることや立地の問題や費用の問題があると思います。まずはコワーキングスペースを利用するかどうかしっかりと見極める事が大事です。自宅から直ぐ近くにあったり、費用が想定していた額より低かったりするなど利用するにあたってメリットが多いのであれば是非利用してみてください。
他にも自宅で作業する事に集中出来ずにいる人や現在のクライアントと打ち合わせできる場所が欲しいなど細かな要望にもコワーキングスペースが答えてくれる事は多いでしょう。優先順位を明確にして慎重に選んでいく事がおすすめです。
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