フリーランスの履歴書の書き方とは?志望動機や業務委託の場合の書き方も解説!

フリーランス・個人事業主の人が会社員として転職活動をする場合には、履歴書・職務経歴書をどう書けばいいのか分からない人がいるのではないでしょうか。

中でも転職活動が初めての人は、履歴書の具体的な書き方で迷うこともあるかもしれません。

ここではフリーランスや個人事業主の人が転職活動の際に履歴書・職務経歴書をどう書けばいいかといったことを解説していきます。

フリーランス履歴書の書き方

基本情報

履歴書に必要な基本情報とは、名前・住所・生年月日といったものです。その際には本人証明写真の添付も忘れないように!連絡先を必要としている会社の場合は普段連絡が取れる電話番号などを記載しましょう。

なお氏名・住所にはフリガナをふります。履歴書に「ふりがな」とあった場合にはひらがなで、カタカナで「フリガナ」とあった場合にはカタカナで。

添付する証明写真は会社によっては半年以内であればOKというところもありますが、おおむね3か月以内にしておくと無難です。

学歴

学歴やこのあと紹介する職歴の欄はスペースの関係上、全てを書く必要はありません。

大体は中学校(卒業)から記入するのが一般的で、それ以降は入学年と卒業年を両方かいておきます。もし職歴が多い場合には高校から書いてもOKです。

なお学校名・学部・学科名は正式名称で記入しましょう。(〇〇高等学校 など)

職歴

職歴の部分はたとえ短期間であったとしてもすべて記入しましょう。異動による部署変換においてもその旨を記入します。

なおアルバイト経験の部分は必ずしも記入する必要はありませんが、募集している職種と関連のあるバイト経験があれば書いておいてもいいでしょう。

退職理由は詳細に書く必要はないので「一身上の都合」でOKです。面接の段階で退職について聞かれるkとがあるので、口頭で答えられるように準備しておけばいいでしょう。

また、在職中に転職活動を行っている・かつ退職日が決まっていれば「令和〇年〇月〇日 株式会社〇〇 退職予定」と記入しましょう。

職歴が多い場合には、学歴の欄を削ることで対応します。それでも書ききれない場合には「詳細は職務経歴書に記入」としてもOKです。

免許・資格

所持している国家資格・ベンダー資格は必ず資格欄に記入しましょう。なお資格は何でも記入すればいいというわけではありません。

職歴や職務経験の裏付けになりそうなものを選んで記入するようにしましょう。

もし応募先が必要としそうな資格だけでなく担当者へのアピールになりそうな資格は記入しておくのがいいです。

ベンダー資格の中でも有効期限があるものの記入の場合は、期限を予めチェックしてから記入することを忘れずに!

志望動機

これまで携わった業務・職務でどのような経験をして今回の応募をしたかという経緯を伝えることがメインとなります。

この欄が、唯一自分の考えを伝えられる項目になるので、書き方に注意します。くれぐれも本音だけを書くといったことがないように!

採用担当者は志望動機から応募者のスキル面や能力、そして人柄などを見極めます。そのため、担当者・会社が望むものと自分の希望することが同じであるかのアピールがいかにできるかがポイントになります。

自己PR

自己PRの欄は「ビジネスパートナーとして一緒に働きたい」といったアピールをする欄が自己PRになります。

ここで間違ってはいけないのが、「自分がいかに優秀・モチベーションが高いか」というアピールをする場ではないということです。

自己PRには説得力・魅力を感じる文章から担当者を納得させるような内容であることが求められます。

業務実歴

基本的には、今まで経験した仕事た業務内容、そして自分自身の成果を「時系列」で記していくのが一般的です。内容はより具体的であるほどいいです。

「平成20年9月個人事業主として開業(屋号〇〇)。このときの主な業務はWeb開発業務に従事。平成25年6月株式会社〇〇よりWeb開発の依頼がありこれを受注。このとき受注した案件により翌21年大きくメディアに取り上げられる。」

数字・具体的な名前を出すことがポイントです。

フリーランスの履歴書で職歴の書き方4タイプ

開業届を提出した上で活動した場合

法的にフリーランスという言葉がないのでその場合には「個人事業主」といいます。そのため、履歴書に書く場合には「個人事業主」と記入しましょう。

さらに開業届を提出した上で活動していたフリーランスの方は必ず「開業」という言葉と「開業日」を明記します。もし「屋号」がある場合にはこちらも記入を忘れずに!

履歴書には「平成28年4月個人事業主として開業、Web開発などに従事。令和2年1月一身上の理由により廃業」といった形で書きます。

転職する際の注意点

開業届を提出していた人は「廃業」をして就職する時にいくつかの注意点があります。

それは「廃業届」を出すことです。

廃業しているのに廃業届を出し忘れていると、税務署から「業務継続」の状態であるとみなされてしまうからです。

自分の中では廃業していても、きちんと手続きを踏まないで確定申告を忘れていると「無申告加算税」という税金が課されることも。

それだけでなく廃業届を出されていない期間の分の「推定売上高」から納税するように求められるケースもあるようです。

そのため、税金が課されないようするためにも廃業が決まり次第なるべく早く「廃業届」を提出しましょう。

開業届を出さずに活動した場合

開業届を出さないでフリーランスとして活動していた場合には「開業」とはみなしません。

その場合には「従事」や「活動」と記載するのが良いです。そして「廃業」ではなく「活動停止」という言葉が適切です。

クラウドソーシングを利用していた場合

フリーランスで活動する際に、クラウドソーシングを利用していることも多いでしょう。

その場合には履歴書に「登録」と「退会」という言葉で表現するのが適切です。さらに利用していたサイト名も記載するといいです。

「平成27年8月個人事業主として活動、SEOサイトのライターとして従事。令和1年5月クラウドソーシング○○○○のディレクションスタッフとして登録。令和2年3月クラウドソーシング○○○○を退会。令和2年3月一身上の理由により活動停止」といった形で書きます。

家業を手伝っていた場合

もし家業の手伝いをしていた人が職歴を記載する場合には「従事」と「退職」という言葉が適当でしょう。

家業であっても法人として雇用契約を結んでいた場合は「株式会社〇〇へ入社」と記入します。

フリーランスが履歴書に志望動機を書くときのポイント

転職のケース

フリーランスから企業への転職の場合は、「なぜフリーランスをやめてまで企業に転職を希望するのか」という点が一番知りたい部分でしょう。

この場合にはネガティブな内容になりすぎないように注意しましょう。ネガティブな内容とは、「フリーランスの収入は不安定だから」といった内容です。

そのため、フリーランスでは経験できないことを企業でやりたい・自分の能力を企業で活かしたいといったポジティブな内容が望ましいでしょう。

本やインターネットには例文がたくさん掲載されていますが、そのままを書くのはNGです。必ず自分の言葉を使って表現するようにしましょう。

採用担当者は色んな人を見てきているので、どんな文章が定型文であるかをよく知っています。

案件受注のケース

案件受注を目的として志望動機を記入する場合には、自分のスキルが案件にどんなメリットを与えるのかといったことを具体的に記入することが重要です。

ただし、過剰なアピールは信用を失うことにも繋がるので、気を付けましょう

魅力的な履歴書のコツ

パソコンの方が好感を持たれる場合も

結論からいえば、手書き・パソコンどちらでも問題はありません。ただしIT関連企業の場合はパソコンで作成した履歴書が好まれることも。

さらにエージェントを通して企業へ紹介される形の場合には、履歴書自体をメールなどでやりとりすることも。データとして扱いやすい方法にしておいた方が、先方にとってもいいでしょう。

業務実績とクライアント名はセットで!

業務実績は履歴書ではなく職務経歴書で書くことが一般的です。しかしフリーランスの時に受注した業務をクライアント名と一緒に実績として書くことで信用度が上がりやすいです。

ただしここで注意なのが、クライアントによっては守秘義務といった事情で記入できないケースがあります。その場合には「某〇〇業界の××業務に従事」を記入するのがいいです。

フリーランスを続けたまま企業に入社はできる?

結論からいえば、可能です。社員は企業で働きながら他の仕事をしてはいけないという法律が存在しないからです。しかし、企業によっては「本業に支障がでる」といった理由で副業を禁じているところもあります。

そのため、フリーランスを継続したい場合には、副業が可能なのかといったことも含め「就業規則」を必ず確認しましょう。もしフリーランスを続けていくことになった場合は、2つの仕事の管理・両立のさせ方について気を付けましょう。

クラウドソーシングは履歴書が不要

クラウドソーシングを使って案件を受注すことが増えました。長期継続案件の契約が可能・隙間時間を使って案件がこなせるといったメリットがあります。

それ以外にも履歴書・職務経歴書が不要といった事も挙げられるでしょう。

職務経歴書には志望動機・自己PRといった企業に合わせた内容を作成する必要があるため、手間や時間が必要になります。

もし自分の希望する企業が見つからない場合には、クラウドソーシングなどを使って実績を増やすというのも1つの方法です。

まとめ

フリーランスが転職する際の履歴書の書き方や好感が持たれるポイント・注意点などを解説しました。フリーランスは会社員が転職するのとは異なり、記入する方法において異なるポイントがいつくもあります。

重要なのは、フリーランスだから必ずしも転職活動に不利というわけではないことです。

ポイントをしっかりとおさえて活動することで、自分の希望する転職ができます。

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