フリーランス・個人事業主の場合、履歴書や職務経歴書をどう書けばいいのか分からない人も多いのではないでしょうか。
フリーランスが仕事を探すときは、正社員やアルバイトのように会社に雇用されるわけではないため、履歴書が不要なケースも多いです。
しかし、職種によっては月単位・年単位で案件を請け負うこともあり、なかにはどのような経歴の持ち主かを知り、評価したいと考えているクライアントもいます。
また、「フリーランスとして働いていたけれど、正社員に戻りたい」という場合にも履歴書は必要になります。
転職活動での履歴書には、フリーランス期間をどのように記載すべきか悩む人も多いでしょう。
そこで本記事では、フリーランスや個人事業主の履歴書・職務経歴書の書き方について解説します。
これからフリーランスを目指したいという人は、独立までのステップを紹介した記事もあわせてご覧ください。
>>未経験からフリーランスエンジニアになれる?【独立までの最短ステップを紹介】
Contents
フリーランスでも履歴書が必要な理由

フリーランスとして営業していると長期での契約を結ぶ場合があり、その際には履歴書や職務経歴書の提出を求められることもあります。
とくにシステムエンジニア(SE)やプログラマー、Webデザイナーなどは長期でプロジェクトに参画することも多く、履歴書の書き方を知っておくといざという時に役立ちます。
また、IT系であれば履歴書とは別に「スキルシート」で使用可能なプログラミング言語や保有資格、過去のプロジェクトなどの経歴を記載した経歴書を提出することも少なくありません。
履歴書とスキルシートそれぞれの大まかな役割は、以下のようになります。
- 履歴書は経歴とともに自身の考えを伝える
- スキルシートはスキルや実績をアピールする
フリーランスとして営業する際には、成果物として「ポートフォリオ」を提出することが多いものの、履歴書や職務経歴書、スキルシートなどは個人の能力を客観的にみる1つの判断材料となります。
これらをしっかり作り込んでおくことで、クライアントに提供できるスキルや過去の実績が提示でき、即戦力のアピールになります。
フリーランスでも履歴書が必要なとき

「業務委託」として働くフリーランスは、案件を獲得する際、基本的には履歴書を提出する必要はありません。
しかし、フリーランスでも以下のようなタイミングでは履歴書が必要になるため、事前に準備しておきましょう。
大手企業のクライアントと契約する場合
大手企業のクライアントのなかには、業務委託契約でも社員の採用と同じように身分や職歴、実績などの書類選考をするケースがあります。
これは、履歴書で本人のバックグラウンドを確かめてから面談に進むという方針をとっている企業であり、その場合は履歴書の提出が必須となります。
また、企業によっては履歴書の仕様を指定されることもあり、その際は指示に従わなければなりません。一般的には、「JIS規格履歴書」のA3サイズを半分に折って用いることが多いです。
以下の記事で業務委託契約の注意点やメリット、契約の手順について解説しているのであわせてご覧ください。
>>フリーランスエンジニア必須の知識【業務委託契約の注意点について2021年版】
長期継続が前提の場合
長期で同じ案件に携わる場合、受注者が信頼できるかどうかを判断するために、履歴書の提出を求められるケースがあります。
一件の案件が短い場合には不要なことがほとんどですが、ITエンジニアやデザイナーのように、数ヶ月〜年単位で契約する場合には履歴書を準備しなければならないこともあります。
常駐型の案件に参画する場合
フリーランスエンジニアのように企業に出向いて作業をする『常駐型』として勤務する場合も、履歴書の提出を求められるケースがあります。
フリーランスという一個人であっても、「会社に出社する人物がどのような人なのか?」を把握しておきたい企業は少なくありません。
一方、在宅型(フルリモート)の場合は履歴書は不要で、ポートフォリオのみを提出するケースが多いでしょう。
フリーランス向けエージェントを利用する場合
エージェントは、主にIT系のフリーランス案件を多く扱っており、仕事を依頼したいクライアント(企業)と仕事を探したいフリーランスの仲介業者です。
登録しておくと希望の条件にあう案件を提案してくれる便利なサービスで、高単価や長期の案件を扱っているため、履歴書の提出を求められる場合があります。
また、エージェント経由の面談ではスキルシートの提出をすることも多いため、両方用意しておくとよいでしょう。
正社員やアルバイトなど、転職する場合
フリーランスから正社員に転職する場合や、副業としてアルバイトを始める場合にも履歴書は必要になります。
正社員の場合は職務経歴書を一緒に提出するケースも多いため、事前に書き方をチェックしておきましょう。
フリーランスの履歴書の書き方

ここからは、フリーランスの履歴書の書き方を紹介します。基本的な項目は、フリーランスも一般的な履歴書の書き方と変わりません。
おさらいも含めて、1つずつ詳しく見ていきましょう。
基本情報
履歴書の基本情報にあたるものは、名前・住所・生年月日・性別・年齢に加えて、本人証明写真の添付です。また、連絡先を必要としている会社の場合は、普段連絡が取れる電話番号などを記載しましょう。
名前と住所にはフリガナをふります。履歴書に「ふりがな」とあった場合にはひらがなで、カタカナで「フリガナ」とあった場合にはカタカナで書くようにします。
年齢は「数え年」ではなく、「満年齢」を記入します。満年齢とは、生まれてから1年間を0歳と数える方法で、例えば2000年生まれの人は、2022年に満22歳となります。
また、添付する証明写真は会社によっては半年以内であればOKというところもありますが、おおむね3か月以内にしておくと無難です。
学歴
学歴やこのあと紹介する職歴の欄はスペースの関係上、全てを書く必要はありません。
一般的な履歴書と同じように中学校の卒業から記入し、それ以降は入学年と卒業年を両方記載しておきます。もし、職歴が多い場合には高校から書いてもOKです。
なお、学校名・学部・学科名は以下のように正式名称で記入しましょう。
(例)〇〇大学 経営情報学部 システム情報学科
職歴
フリーランスとして働く前に会社勤めをしていた経験があれば、短期間のものもすべて記入しましょう。また、異動による部署変換においてもその旨を記入します。
アルバイト経験は必ずしも記入する必要はありませんが、募集している職種と関連のある内容であれば書いておくとよいでしょう。
退職理由は「一身上の都合」と記載しておきます。面接の段階で退職について聞かれることがあるため、口頭で答えられるように準備しておくとスムーズです。
職歴が多い場合は学歴を減らして対応しますが、書ききれない場合には「詳細は職務経歴書に記入」としておき、職務経歴書にまとめて記載しましょう。
※フリーランスの職歴の書き方は一般的な書き方とは異なる部分があるため、のちほど詳しく解説します。
免許・資格
所持している国家資格・ベンダー資格は必ず資格欄に記入しましょう。フリーランスとして免許や資格を保有していることは、有利に働くケースも多いです。ただし、資格は何でも記入すればいいというわけではありません。
職歴や職務経験の裏付けになりそうなものを選んで記入するようにしましょう。また、直接は関係なさそうな免許や資格でも、担当者へのアピールになりそうな資格は記入しておくとよいです。
たださい、ベンダー資格の中でも有効期限があるものの記入の場合は、期限をあらかじめチェックしておくことを忘れないように注意してください。
自己PR
自己PRは「いかに自分が企業に対して即戦力で活躍できるか」など、自己の良い部分をアピールする項目です。
たとえフリーランスになりたてでも、採用側は「プロ」の人材と契約したいと考えていることは間違いありません。
そのため、プログラミング以外にもPRできる部分が言語化できるように、自分自身の棚卸しをしておきましょう。
自己PRの文章には担当者を納得させる説得力があり、なおかつ魅力を感じさせるような内容であることが求められます。
業務実績
履歴書によっては業務実績を記入する欄があります。また、IT系のフリーランスでスキルシートを用意しない場合は、欄がなくても履歴書のなかに簡単でよいので実務内容を記入しておきましょう。
(例)
平成30年9月 個人事業主として開業(屋号〇〇)
主な業務内容はWebサービス開発・ディレクション
平成30年10月 〇〇合同会社のコーポレートサイト作成(言語:JavaScript/jQuery)
平成31年2月 株式会社〇〇のWebアプリケーション開発(言語:JavaScript/Python)
業務実績は、今まで経験した仕事の業務内容、そして自分自身の成果を時系列で記します。実績を記載する理由は、「次の業務に活かせる」ということをアピールするためでもあります。
上記の例のように数字や社名を出しつつ、内容を具体的に記入するようにしましょう。
フリーランスの職歴の書き方

履歴書にある「職歴」は職務要約として、どのようなことをしてきたかを記載する項目です。フリーランスとしての経歴がある場合、一般的な企業に勤めていた期間とは異なる書き方をします。
とはいえ一口に「フリーランス」といっても、開業届を出している人もいればそうでない人もいます。状況によって使うべき言葉が変わってくるため、気をつけなければなりません。
ここではフリーランスの職歴について、以下の4つのパターンに分けて解説します。
- 開業届を出している場合
- 開業届を出していない場合
- クラウドソーシングを出している場合
- 家業を手伝っていた場合
開業届を提出した上で活動した場合
「フリーランス」という言葉は働き方を指すものであり、法律上の呼称ではありません。フリーランスは、開業届を提出することで税法上「個人事業主」となります。
そのため、履歴書に書く場合には「個人事業主」と記入しましょう。
さらに開業届を提出した上で活動しているフリーランスの方は、必ず「開業」という言葉と「開業日」を明記します。もし「屋号」がある場合には、こちらの記入も忘れないようにしましょう。
(履歴書の職歴の記入例:開業届提出済み)
平成30年9月 個人事業主として開業(屋号:〇〇)
Webサービス開発などに従事
令和4年1月 一身上の理由により廃業
転職する際の注意点
開業届を提出済みでフリーランスを辞めて就職する人は、転職の際にいくつかの注意点があります。
それは「廃業届」を出すことです。
自分のなかでは廃業しているつもりでも、廃業届を出し忘れていると、税務署から「業務継続」の状態であるとみなされてしまいます。
また、きちんと手続きを踏まないで確定申告を忘れていると「無申告加算税」という税金が課されることもあるため注意しましょう。
それだけでなく、なかには廃業届を出されていない期間分の「推定売上高」から納税するように求められるケースもあるようです。
税金が課されないようにするためにも、廃業が決まり次第なるべく早く「廃業届」を提出しましょう。
開業届を出さずに活動している場合
一方、開業届を出さずにフリーランスとして活動している場合には、「開業」とはみなしません。
そのため、その職務に携わっていることを意味する「従事(じゅうじ)」や「活動」と記載するのが一般的です。また、この場合は廃業ではなく「活動停止」としておきましょう。
(履歴書の職歴の記入例:開業届を提出していない場合)
平成30年9月 個人事業主として活動
Webサービス開発などに従事
令和4年1月 一身上の理由により活動停止
クラウドソーシングを利用していた場合
フリーランスで活動する際に、クラウドソーシングを利用していることも多いでしょう。その場合には履歴書に「登録」と「退会」という言葉で表現するのが適切です。
さらに、利用していたサイト名も記載するとよりよいです。
(履歴書の職歴の記入例:クラウドソーシングを利用していた場合)
平成30年9月 個人事業主として開業
平成30年10月 クラウドソーシング○○○○にWebサービス開発エンジニアとして登録
令和3年12月 クラウドソーシング○○○○を退会
令和4年1月 一身上の理由により活動停止
家業を手伝っていた場合
もし家業の手伝いをしていた人が職歴を記載する場合には、「従事」と「退職」という言葉が適当でしょう。
家業であっても法人として雇用契約を結んでいた場合は「株式会社〇〇へ入社」と記入します。
フリーランスの志望動機の書き方

次に、フリーランスの志望動機について解説します。志望動機は自分の考えを伝えられる項目になるため、書き方に注意しましょう。
これまで携わった業務・職務でどのような経験をし、どのような思いで今回の応募をしたかという経緯を伝えることがメインとなります。
そして採用担当者は志望動機から応募者のスキル面や能力、人柄などを見極めることになります。
そのため「会社が望むものと、自分の希望することが同じである」という内容を明確にアピールできるとよりよいです。
ここでは、転職と案件受注の2つのケースに分けて解説します。
転職のケース
フリーランスから企業への転職の場合、採用側からすると「なぜフリーランスをやめてまで企業に転職を希望するのか」という点が一番知りたい部分となります。
ここで注意したいのが、ネガティブな内容になりすぎないようにすることです。ネガティブな内容とは、「フリーランスの収入は不安定だから」などの内容を指します。
マイナスなイメージを与えないように、「フリーランスでは経験できないことを企業でやりたい」「自分のプログラミング能力を企業で活かしたい」などのポジティブな内容が望ましいでしょう。
フリーランスから正社員へ転職する場合の志望動機の記入例は、以下のとおりです。
「6年まえに〇〇株式会社を退職して以来、フリーランスのWebプログラマーとして仕事をしてきました。フリーランスになった当初はWebサイトに特化した業務をおこなっていきたいという希望があり、お客様からのご要望にもとづいて作成することをメインとしておりました。 そんななか、Webサイト以外のシステム開発を自らの企画・立案により、新しい発想からコンテンツ作りに携われる貴社の業務に魅力を感じ、応募させていただきました。」
また、本やインターネットには例文がたくさん掲載されていますが、例文そのままを書くのはNGです。必ず自分の言葉を使って表現するようにしましょう。
採用担当者は色んな人を見てきているため、定型文であるかどうかを見抜かれる可能性は高いです。自分の書いた文章が問題ないか不安な人は周りの人に見てもらい、意見を聞いてみるとよいでしょう。
案件受注のケース
案件受注を目的として志望動機を記入する場合には、自分のスキルが案件にどのようなメリットを与えるのかといったことを具体的に記入することが大切です。
フリーランスは業務をスムーズにこなすために、さまざまなことを1人でおこなわなければなりません。例えば、営業から契約書の確認や条件交渉、納品時のやりとりなどがあります。
このような実務の流れのなかでは、コミュニケーション能力や協調性、マネジメント能力など、複数のスキルが必要となります。
クライアント側の採用担当者は「この人材を選んだ場合、業務をスムーズにおこなってくれるだろうか?」「納期を守ってくれるだろうか?」など、あらゆる方向からどのフリーランスを選ぶのかを判断します。
その時に、信頼性や安定感のある印象を与える志望動機が記載されていることで、「この人は報酬のためだけでなく、力になってくれそうだ」と期待してもらえる可能性が高まります。
ただし、過剰なアピールは信用を失うことにも繋がるので、気を付けましょう。
業務委託の場合の志望動機の例文は、以下のとおりです。
「以前はプログラマーとして働いていましたが、前職でデータベースやネットワークに触れる機会が多く、システムエンジニアとして設計全般に携わりたいと思うようになりました。 そして、さらに幅広い仕事に携わりたいと考えていたところ、貴社のトレンドに沿ったWebシステム系開発の募集を拝見し、ぜひ自身の力を役立てたいと応募を決意しました。 システムエンジニアとして新しいシステム開発業務に携わり、利便性の高いサービスとして提供できるよう貴社に貢献していきたいと思っています。」
フリーランスの職務経歴書の書き方
履歴書と別に職務経歴書を準備する場合、1つ1つの案件を詳しく記入します。職務経歴書はフォーマットが決まっていないため、必要な内容を自分で作らなければなりません。
必要な項目は以下のとおりです。
■日付、氏名
■職務要約・・これまで経験してきた仕事内容を詳しく記載
■職務経歴・・過去の経歴について、期間や雇用形態など詳しく記載
■開発経歴・・参画したプロジェクトについて詳しく記載
■テクニカル、スキルレベル・・扱えるプログラミング言語や開発環境を記載
■保有資格
■自己PR
採用担当者はフォーマットの見やすさなどもチェックしているため、初めてみる人にも情報が伝わりやすいように意識して作成しましょう。
以下に、Web系のエンジニアを例にした職務経歴の書き方例を挙げておきますので、参考にしてください。
期間 | 職務内容 | 担当業務 |
2021年9月〜2021年12月 | 【プロジェクト概要】 Webアプリケーションの開発 (https://www〇〇.jp) ・役割:リーダー ・メンバー全×人 ・予算規模:〇〇万円 【開発環境】 Visual Studio Code 【OS】 Windows Linux 【使用言語】 HTML、CSS、JavaScript、Python 【実績・取り組み】 本番環境でのトラブル防止のため、詳細にテスト設計。さらにテスト環境にて細かいエラーのデバッグと解決に取り組むことでエラーの解消を徹底。 | ・要件定義 ・基本設計 ・詳細設計 ・プログラミング ・テスト |
上記のように、携わった経歴をすべて詳しく記載しておきましょう。
履歴書・職務経歴書を書くコツ

ここからは、フリーランスが履歴書を書くときのコツを紹介します。魅力的な履歴書を作成することで、案件の獲得や転職がうまくいく確率がグッと上がります。
以下の2つのポイントに気をつけて、希望の仕事に就けるもしくは獲得できるようにしましょう。
手書きかどうかはケースバイケース
フリーランスの履歴書は、手書き・パソコンどちらでも問題はありません。ただしIT関連企業の場合は、パソコンで作成した履歴書が好まれることもあります。
さらに、エージェントを通して企業へ紹介される形の場合には、履歴書自体をメールで送り、面談までのやりとりをすることも珍しくありません。
そのため手書きでの履歴書に加えて、デジタルの履歴書を準備できるようにしておくと安心です。
パソコンで履歴書を作成する際、仕様は以下のように設定しておきましょう。
- フォントサイズは名前が14pt〜18ptで、それ以外は10.5〜11pt
- フォントは「明朝体」が基本で、「ゴシック体」は見出しなどの項目のアクセントのみに使用
- 数字はアラビア数字
- 鉤括弧(かぎかっこ「」)の使用は可
複数のフォントを使ったり、文字を小さくしたりすると読みにくくなるため、上記の内容を守って統一しておきましょう。
また、手書き・パソコンのどちらで履歴書を作成する場合でも、文字の色は黒を選んでください。
手書きの注意点として、間違えても修正テープなどは使わないようにしましょう。ミスをした場合は、二重線に印鑑を押すか、複数間違えた箇所がある場合は新しい用紙を準備して書き直してください。
履歴書のテンプレート(フォーマット)は、以下のサイトからダウンロード可能です。
できれば業務実績とクライアント名は公開する
業務実績は、履歴書ではなく職務経歴書で書くことが一般的です。また、過去に受注した業務内容やクライアント名を実績として公開できると、信用度が上がりやすい傾向にあります。
フリーランスという事業形態は、いかに信頼されるかが重要なポイントとなるため、相手に「このような業務ができます」というアピールができると採用されやすくなります。
ただしここで注意なのが、守秘義務は守らなければならないということです。契約上、守秘義務で社名を公開できない場合は、「某大手IT会社の〇〇に関するサービス開発」というように内容をぼかして記入しなければなりません。
フリーランスのまま企業に入社する方法

結論からいえば、可能です。社員は企業で働きながら他の仕事をしてはいけないという法律が存在しないからです。しかし、企業によっては「本業に支障がでる」といった理由で副業を禁じているところもあります。
そのためフリーランスを継続したい場合には、副業が可能なのかといったことも含め、就業規則を必ず確認しましょう。もしフリーランスを続けていくことになった場合は、2つの仕事の管理・両立のさせ方について気を付けましょう。
履歴書不要のクラウドソーシングを利用する
クラウドソーシングの利用は、隙間時間を使って案件がこなせるといったメリットがありますが、それ以外にも履歴書や職務経歴書が不要といった理由も挙げられるでしょう。
職務経歴書には志望動機・自己PRといった企業に合わせた内容を作成する必要があるため、手間や時間が必要になります。
かりません。そのため、もし自分の希望する企業が見つからない場合には、クラウドソーシングを使って実績を増やすことも1つの方法です。
ただし、クラウドソーシングは単価が低い傾向にあるため、いかに条件のよい案件を探せるかがポイントとなります。
エージェントに登録するのもおすすめ
IT系のフリーランスで副業可能な企業への転職を考えている人や、新しい案件を探したい人にはエージェントの利用がおすすめです。
フリーランスに特化しているエージェントに登録しておけば、案件を探す手間が省けるため、業務に集中できるようになります。エージェントの豊富な経験にようノウハウをもとに面談のサポートが受けられるため、スキルアップしたい人にもぴったりです。
また、エージェントには高単価案件が多く、大手企業の案件獲得も夢ではありません。とくにおすすめのBizlinkでは、週1日の常駐案件からフルリモートまで多様な働き方に対応した求人を豊富に扱っています。
さらに、業務内容はプログラマーからデザイナー、ディレクター、コンサルタント、マーケターなど、幅広く対応しています。
個人事業主として案件を探したい人は、ぜひこちらから会員登録してチェックしてみてください。
まとめ

フリーランスの履歴書の書き方や採用されやすいポイント・注意点を解説しました。フリーランスは会社員が転職するものとは異なり、記入する内容において異なるポイントがいくつもあります。
重要なのは、「フリーランスとしての時期を、いかに次の案件や転職でプラスにアピールできるのか?」ということです。
今回紹介したようなポイントをおさえて履歴書や職務経歴書を作成することで、転職や希望する案件を獲得しやすくなります。
また、副業も含めてフリーランスエンジニアとして案件を探したいと考えている人は、エージェントの利用も検討してみましょう。
フリーランスの皆様こんな悩みありませんか?
- 今後の自分のキャリアに悩んでいる
- 自分の市場での価値を上げてみたい
- 独立できるか正直不安だ…
こんなお悩みはBizlinkで解決しましょう!