フリーランスエンジニアの営業は必ずしも必要ない【実績と知識が要】

「会社のエンジニアの仕事がきつくて、辞めたいです。フリーランスとして自由に働きたいのですが、可能でしょうか。」

昨今、会社に所属せずに「フリーランス」として働く人が増えています。事実、2015年のフリーランスの人口は約913万人(労働人口の14%)に対して、2018年には1,119万人(労働人口の17%)という調査結果もでています。

フリーランスは何も縛られずに働くことは可能ですが、信頼性がないので、自分から営業をかけないと仕事を得られないという現状があります。

しかし、実績・知識を持てば営業は必要なくなるでしょう。本記事では、フリーランスエンジニアとしての実績の作り方などを中心に、いかに営業せずに仕事をもらうかを解説します。

駆け出しフリーランスエンジニアの飛び込み営業は「無謀」

会社を辞め、駆け出しのフリーランスエンジニアとしてやるべきことは、営業と考える人は多いのではないでしょうか。駆け出しのフリーランスエンジニアであれば、他社への営業はいわゆる「飛び込み営業」です。

しかし、飛び込み営業自体が無謀な行為です。フリーランスエンジニアは何ひとつ実績はありません。もちろん、以前勤めていた会社の実籍はありますが、実績自体は会社の実績です。

フリーランスになった時点での実績は0なので、飛び込み営業をしても企業は見向きもしてくれないでしょう。一般的に、企業はエンジニアを外注する際に、人材派遣会社かエンジニアに特化した人材会社から選出します。エンジニアはIT業界で要なので、慎重に選ばないと会社の利益に大きく関わるからです。

例えば、エンジニアが1つのコードを間違い、企業のサイトが崩れてしまったら、復旧するまでの時間がビジネスとしてチャンスロスになってしまいます。何も実績がないフリーランスエンジニアにそのような仕事は任せられないでしょう。

フリーランスエンジニアはまず、実績が必要

フリーランスエンジニアに必要なことはまず、実績です。フリーランスとして案件を獲得し、成約したという実績がないと企業やお客様は見向きもしないでしょう。

フリーランスのイメージとして「時間的余裕もできて、稼げて楽」という印象がつきものですが、実際は0からのスタートなので楽にはなりません。

むしろ、今まで会社という後ろ盾があったので仕事をすることができたことに気づくでしょう。そのため、自分から行動しないと何も始まりません。

ポートフォリオを作成する

まずは、前会社で自分が主体で行ったプロジェクトの実績や、持っている知識などをメモに書いて、ポートフォリオを作成しましょう。ポートフォリオとは、履歴書です。ポートフォリオで重要なポイントはいくつか紹介します。

  • 自己紹介
  • 作業可能範囲(サイト作成・CMS設計・コーティングなど)
  • 使用可能ツール(wordpress・Wixなど)
  • 経歴(その際に、前会社で何をしたかを記載)
  • 作業時間や料金

お客様が求めているのは「その人に何ができて、どこまでできて、いくらかかるのか」です。お客様目線にたち、「自分はお客様に対して、何ができるんだろう」と考えてポートフォリオを作成しましょう。

実績の作り方

ポートフォリオを作成したら、次は営業です。営業は必要ないと言いましたが、対面での営業をする必要はありません。フリーランスエンジニアとして生きていくには、これからはネットやSNSを通しての営業が必要になります。方法は代表的に5つありますので、参考にしてください。

クラウドソーシングで応募

ネットで1番安全・安心に仕事を応募・売り込めるのはクラウドソーシングでしょう。

  • メールやチャットで完結できる
  • ポートフォリオを見て、お客様からオファーがくる
  • 単価はさまざまだが、フリーランスとしての働き方がわかる

クラウドソーシングのメリットは電話や対面ではなく、ほとんどメールやチャットで完結できることです。もちろん、お客様がzoomなどのビデオ通話を望む場合もあります。しかし、ほとんどのツールはメールやチャットで完結できます。

クラウドソーシングの使い方は簡単です。

  1. クラウソーシングに登録する
  2. ポートフォリオを参考に、何ができるかを記載
  3. 経歴を記載
  4. 稼働時間・希望単価などを記載

お客様が気にすることは、何ができるかです。エンジニアであれば、Java・Pythonが使えるなどです。お客様としては、前会社で何をしたかではなく、ウチの会社で何ができるかに重点を置く人が多いでしょう。例えば、前の会社でしたことは、もしかしたらウソの可能性もあるからです。

フリーランスエンジニアとしての実績がなければ、まず何ができるかを中心に記載しましょう。

経歴はそこまで力を入れずに書かなくてよいでしょう。前職の経歴や出身大学のことを主に記載すればよいです。稼働時間は今わかっている範囲で書きましょう。なお、希望単価については事前に相場を確認したほうがよいです。

クラウドソーシングでよくいるのは、低単価で仕事をお願いするお客様です。作業自体簡単なことが多いので、実績は作れますが、お金にならない仕事が多いこともあります。

事前に相場を確認するためには3つのことをしましょう。

  • SNSなどでフリーランスエンジニアに聞く
  • フリーランスの仲間に聞く
  • ネットで検索する

SNSやネットではフリーランスエンジニアの先輩がたくさんいるので、その人たちに聞いてみましょう。フリーランスは安売りしてしまったら、自分で自分の首を締めてしまうことになります。

お金は非常に大切なことで、必ず相場は確認しましょう。

SNS等で探す

SNSで仕事を探すことも可能です。Twitterでハッシュタグエンジニア募集で探せば、募集をしている人を見つけることができます。しかし、SNSもクラウドソーシング同様、低単価でエンジニアを探すお客様がいます。

  • 単価の記載がない
  • 作業範囲が明確ではない
  • いつから稼働かわからない

3つに当てはまる募集事項であれば、要注意です。もちろん、良いお客様もいるのでSNSのお客様イコール悪いというわけではあリません。しかし、SNSでは一般的に契約書を結ばずに、仕事をお願いされることが多いので、こちらから細かく作業範囲などを聞いたほうがよいでしょう。

転職サイトに登録

「転職サイト登録は違う会社に転職するためのサイトでは?」と思う人も多いでしょう。転職サイトではフリーランスエンジニアを募集している案件や企業は多くいます。一般的に、フリーランスは会社員よりも比較的安く、非常勤として雇うことができるので転職サイトで募集しているケースがあるからです。

待遇の良い会社は福利厚生・リモートワーク可・残業なし・自由に働くことができて、月に安定した給料をもらえます。フリーランスエンジニアとしては、決まった金額を月にもらえるので、安心できるのではないでしょうか。

しかし、転職サイトもデメリットは存在します。

  • 正社員採用はまれ
  • 給料が上がらず、頭打ちする
  • 正規雇用ではないので、突然契約打ち切りの可能性あり

前会社の名前で正社員として採用されるケースがありますが、フリーランスとなると正規雇用の可能性は低いでしょう。正社員でなければ昇進や給料アップは望めません。また、ミスをしたり、ひとつでも信用を失うとすぐに契約打ち切りになる場合もあります。

また、契約している会社の経営が悪化すると、まずはコストダウンから始まります。一般的に、大きくコストダウンとなるのは人件費です。そこで対象となるのが非正規社員(フリーランス含む)です。フリーランスは時間的な自由・自分の好きな時間に仕事ができるというメリットがあります。

しかし、今ある仕事が明日なくなってしまうことも頭に入れておいたがよいです。

フリーランス仲間から紹介してもらう

フリーランスエンジニアになったら、SNSなどを通して仲間ができるでしょう。仲間に仕事を紹介してもらうことも可能です。SNSやいろいろな媒体で知り合ったフリーランスエンジニアは先輩です。良い仕事の貰い方や仕事をくれる会社も知っているので聞いてみるのもよいでしょう。

ただし、その際は心して仕事をする・先輩の顔に泥を塗らないように注意しましょう。仕事を紹介してもらって、出来が悪かったら、評価が下がるのは紹介した先輩です。もちろん、フリーランスエンジニアとしてどの仕事も大切ですが、緊張感を持って仕事をすることが大切です。

資格を取る

フリーランスエンジニアとして、実績と同時に大切なものとして、資格を取ることです。フリーランスには会社という後ろ盾がないので、自分がお客様を「仕事ができる」と安心させることが必要となります。そのために、必要なものの1つが資格です。

「フリーランスエンジニアの取るべき資格がわからない」という人もいると思うので、一部を紹介します。

  • 基本情報技術者試験・応用情報技術者試験
  • 状況セキュリティスペシャリスト試験
  • マイクロソフト認定プロフェッショナル
  • オラクル系資格

基本情報技術者試験はエンジニアとして、会社に所属していたら持っている資格ではないでしょうか。基本的な知識や応用まで揃っている資格です。「エンジニアの登竜門」と言われている資格で、フリーランスで持っていない人は取るべき資格でしょう。

状況セキュリティスペシャリスト試験は、企業などへのサイバー攻撃から守るためにある資格です。具体的には、企業のサイバー攻撃やスパムでサーバー落ちした際に、処理できる知識を身につけることができます。難易度は高いですが、認定情報技術者(CITP)として認定されるのでフリーランスエンジニアとして強いアピールポイントになります。

マイクロソフト認定スペシャリスト試験はマイクロソフト社が主催する試験で、マイクロソフト関連を取り扱うエンジニアが取るべき資格でしょう。内容として、4つの項目があります。

  • MAT(テクノロジーアソシエイト)
  • MCSA(ソリューションアソシエイト)
  • MCSD(ソリューションデベロッパー)
  • MCSE(ソリューションエキスパート)

これらは難易度ではなく、製品やバージョンによって分類されるので、受ける際はどの試験を受けるのか確認が必要です。Webデザイナー関連の会社や、一部を除く企業のほとんどがマイクロソフトを使用しています。法人をお客様としたいのであれば、取るべき資格でしょう。

オラクル系資格「もっとフリーランスとして収入を上げたい」という人向けの資格です。合格者は非公開で、有名なオラクルという企業なので取得が困難と予想されますが、持っていればブランド力で収入アップは十分にあり得るでしょう。

実績・資格・コミュニケーション能力があれば向こうから案件がくる

フリーランスエンジニアとして、実績・資格・そしてコミュニケーション能力があれば、あとはこちらから営業しなくてもお客様から自然に案件がくるようになります。

その際に、コミュニケーション能力は大切です。フリーランスになる上でコミュニケーションは必要不可欠です。

  • お客様との交渉(単価・作業範囲など)
  • できない場合はできないと言う
  • レスポンスの速さ

一部ですが、お客様との連絡は重要です。特に、お客様から連絡があった際にレスポンスやできないことはきちんとできないと言うことも必要となります。

コミュニケーション能力は一部、育った環境にも左右されがちですが、今はメールやチャット社会です。文面のほうが物事を相手に伝えやすいのではないでしょうか。

実績・資格・コミュニケーション能力があれば、お客様から指名されて、受注を受けることができるでしょう。そのようになれば、名前がSNSや企業にも知れ渡り、向こうから仕事がくるようになります。

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まとめ

「フリーランスは自由に働けて、自由に休める」と言う印象を思いがちですが、実際は実績やスキル・知識・コミュニケーション能力がないと生き残れない厳しい世界です。

特に、仕事を受注できたとして、継続案件とは限りません。そのため、実績やスキルをコツコツと作っていくことが大切です。

しかし、やることは会社に所属しているエンジニアと変わりません。お客様のために、目の前にあることをコツコツとやっていくことです。

まずは、自分自身でやってみて試行錯誤してみましょう。フリーランスに正解はないので、自分で決めることが大切です。

 

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