JavaScriptライブラリで人気の高い「React」。
Reactは、米Meta(旧Facebook社)が開発したUIパーツ構築のためのオープンソースですが、日本でも人気が高まっているJavaScriptライブラリでフリーランス案件も豊富にあります。
しかし、本業をキープしたまま新しいことを始めるのは、思っているよりも大変なこと。「Reactを使った副業をしてみたい」と思っても、なかなか一歩踏み出せないエンジニアも多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、Reactの副業案件の案件例や単価目安、探し方を紹介します。未経験からReactの副業案件が獲得できるステップも解説しているので、ぜひ参考にしてください。
Contents
Reactを使った副業案件の特徴

エンジニア向けの副業案件のなかでも、Reactは副業しやすい部類に入ります。なぜならWebサービス開発やWebアプリケーション開発にはリモート可能な業務が多く、必然的にリモート案件も多くあるからです。
特にReactは、現在のフロントエンド開発のメインになりつつあるライブラリのため、案件が豊富にある点も強みの1つ。
また、Reactをベースに開発されたNext.js(JavaScriptのフレームワーク)の案件も多くあるので、JavaScript関連のスキルを組み合わせて身につけておくとより良いです。
Reactは多くのプロジェクトで使用されているため案件内容が幅広く、土日のみや週2日〜の案件の募集も多く見られます。
Reactの副業案件の内容
Reactの副業案件には、おもに以下のような内容があります。
- Webサイト開発
- Webサービス・Webシステムの開発
- スマホアプリの開発
- コード修正、テスターなど
未経験や初心者の場合は、コード修正やテスターなどの取り組みやすい副業案件から始めてみましょう。副業はあくまでも本業以外の時間の業務のため、無理し過ぎないことが大切です。
一方、技術や実務経験があるエンジニアであれば、システム開発やアプリ開発で副業可の案件にチャレンジしてみると良いでしょう。企画書をもとに要件定義から参画できる案件に取り組むと、スキルはもちろん年収もアップしやすくなります。
Reactの将来性
2013年にリリースされたReactが注目され始めたのは2016年頃。開発コストが低く維持・管理がしやすいなど多くのメリットがあり、企業としてもありがたいライブラリといえるでしょう。
Reactが人気な理由は他にも、
- 世界中で使われている
- 可読性の高いコーディングが可能になる
- 大規模な開発でも遅延が発生しづらい
- トレンドのUIのフロントエンドが作りやすい
などがあり、多数あるJavaScriptライブラリの中でもReactを採用する企業は多くあります。
IT業界のトレンドは移り変わりが早いものの、WebシステムやWebサービスの開発需要が絶えない限り、Reactを扱えるエンジニアの需要は高いと考えられます。
また、日本での人気の高まりをうけ、案件数が増加傾向にある点でも将来性があるといえるでしょう。
Reactの副業案件例と単価目安

次に、Reactの具体的な副業案件を紹介します。Reactの案件はさまざまありますが、副業の場合は週2、3日〜を条件に探してみるとよいでしょう。
フリーランスエージェントの『Bizlink』では、以下のようなReactの案件を扱っています。
カテゴリ | 内容 | 報酬(月額) |
React.js/TypeScript | HR系業務支援プロダクトのフロントエンドエンジニア募集(0.5人月) | 30万円〜40万円 |
React/Unity | Reactエンジニア/3Dスキャン・デジタルツインアプリケーションの開発および設計 | 50万円〜70万円 |
React.js/TypeScript/経験5年以上 | 不動産系新規事業 | 20万円〜80万円 |
案件によっては、「日数」よりも「時間」がクリアできれば参画できるケースもあります。このあたりはクライアントがどのようなエンジニアを求めているかによりますので、気になる案件があれば一度話を聞いてみるとよいでしょう。
『Bizlink』では、上記以外にもReactの案件を豊富に扱っています。
気になる方は、ぜひこちらからチェックしてみてください。
Reactの副業案件を獲得するために必要なスキル・知識

ここでは、Reactの副業案件を獲得するために必要なスキルや知識を紹介します。スキルや知識のレベルは獲得できる案件にも影響するため、改めて確認しておきましょう。
フロントエンド開発に関するスキル
ReactはWeb上で動作するUIの開発に関する業務がメインとなるため、JavaScriptはもちろん、HTMLやCSSのスキルや知識が必須となります。
また、ユーザー体験が向上するようなUI/UXの設計スキルも欠かせません。そのため、単に「ライブラリやプログラミング言語が扱えるエンジニア」になるのではなく、ユーザーが快適に使うにはどうすればよいのか?ということを常に意識すことが必要となります。
他のプログラミング言語の知識
当然ながらWebサービスやスマホアプリは、フロントエンド言語のみで作られるわけではありません。
そのため、ReactもJavaScriptもフロントエンド開発で使われるライブラリ・言語の必須スキルとしつつ、フロントエンド以外で使われる言語の知識も必要となります。
とくにプロジェクトの規模が大きくなると、バックエンドエンジニアとの連携が欠かせなくなります。バックエンドエンジニアとスムーズに意思疎通できるかどうかは、「お互いが使う言語をどのくらい理解しているのか?」という点が大きく影響するため、幅広い言語の知識をつけておくとよいしょう。
自己管理スキル
Reactを使った副業案件に限りませんが、本業とは別に新しい仕事を始めるのであれば、自己管理スキルも必須となります。
副業は本業があってこそ成り立つものなので、本業がおろそかになっては本末転倒です。副業と本業のバランスを取り、両立するのは簡単なことではありません。
現時点ですでに本業とプライベートが忙しい場合は、副業を始めると無理をしすぎて体調を崩さないようにしましょう。自己管理も仕事のうちと思って、休めるタイミングを上手に作ることが大切です。
Reactの副業案件の探し方4つ

ここからは、Reactの副業案件を探す方法を紹介します。どれも一般的な方法ですが、副業案件となるとどうしても件数が少なくなりますし、保有している案件数も異なります。
そのため、できれば複数のサービスに登録しておくことをおすすめします。
クラウドソーシングに登録する
エンジニア向けのクラウドソーシングでは、Reactを使った案件が多数掲載されています。
クラウドソーシングは次に紹介するエージェントに比べて単価は低めですが、スキルに自信がないエンジニアでも応募しやすい案件も多く、実績を積むという使い方も可能です。
また、一般的なクラウドソーシングであればエンジニア向けの案件以外にも、ライター向けの案件も掲載されています。エンジニア関連やプログラミング関連の募集がないか見てみるのもよいでしょう。
エージェントに登録する
フリーランス向けのエージェントでは、自分のスキルや希望の条件に合った案件の紹介が受けられます。
一般的なエージェントでは登録後にコンサルタントとの面談があり、条件に合う案件があればその場で紹介してもらうことも可能です。
また、エージェントではクラウドソーシングや個人では契約できないような、大手や有名企業の案件を扱っていることも。そのため、単価も高くスキルアップしながら副業できる点もメリットとなります。
人づてに紹介してもらう
周りでエンジニアを探している人がいれば、案件を紹介してもらう方法もあります。
社内で話しやすい同僚や、プライベートの友人に声をかけてみるとよいでしょう。確実に案件を獲得できるとは言えませんが、「副業したいと思っている」ということを周囲に伝えておくと、誰かから声をかけてもらえるかもしれません。
ただし、人脈で紹介を受けた場合、単価が低かったり断りづらくなったりすることもあるので、人間関係が悪くならないように気をつける必要があります。
SNSを使って営業する
今や、SNSを使って営業するのは一般的。営業活動以外にも、最新情報をキャッチアップするツールとして必須ともいえるでしょう。
多くのエンジニアが営業に使っているTwitterやブログ、noteなどで、自身がどのような人物で何ができるのかなどを公表しておくと、企業から声がかかるかもしれません。
また、日頃からエンジニアにとって有益なツイートをするなど、クライアントとなる企業が「この人に依頼したい」と思うような情報を発信するのも有効です。
未経験からReactの副業案件が獲得できるようになるまで

すでにエンジニアとして実績がある人は問題ありませんが、未経験からReactの副業案件を獲得するにはいくつかのステップが必要です。
ここでは、未経験からReactの副業案件を獲得できるようになるまでの3ステップを紹介します。
Step1. Reactを扱うスキルを身につける
当然ですが、たとえ副業でも業務を問題なくこなせるスキルがなければ案件は獲得できません。もし案件を受注できたとしても、わからないことが多く途中で断念する可能性もあります。
そうなると自分自身が嫌な思いをするだけでなく、クライアント企業にも大きな迷惑をかけることになります。副業とはいえ、報酬を受け取る以上は責任を持って最後までやり遂げなければなりません。
そのため、実際のプロジェクトに参画しても問題なく業務できるレベルまでスキルを高めることが大切です。
Step2. 実務経験を積む
Reactの副業案件を含むエンジニア向けの案件では、即戦力を求められることが多くあります。多くの場合、副業は”フリーランス”という立場で仕事を請けることになるため、企業側はすぐに業務に取りかかってくれる人を求めています。
そのため、できれば2〜3年程度の実務経験を積みましょう。2〜3年ほどの実務経験があれば選べる案件の幅も広がり、まったくの未経験者よりも良い条件で副業できるようになります。
Step3. 副業案件を探す
スキルを身につけつつ実務経験を積んだら、いよいよ副業案件を探しましょう。本業ではできないことにチャレンジするのもよいですし、譲れない条件から探すのも良いですね。
これまでの実績をまとめたポートフォリオを用意しておくと、アピールとして有効です。無理なく効率よく働ける副業案件を探して「副業のある生活」をスタートしましょう!
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まとめ
ReactはWeb上で動作するものを作るライブラリのため、副業しやすい傾向にあります。その点では、常駐案件の多いプログラミング言語と比べて有利といえるでしょう。
また将来性にも期待できるため、今から副業でスキルを高めておくと、フリーランスエンジニアとして独立することも可能になります。副業は本業の合間を縫って作業することになるため、好条件かつ効率よく稼げる案件を探すことが大切です。
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