「週末を使って副業できないかな?」と思うものの、土日のどちらかはゆっくりしたい。そうなると、週1稼働でOKな副業案件を探すことになります。週末でなくとも、平日夜に1〜2時間程度でできる副業を探したい人もいるでしょう。
エンジニアは副業がしやすいイメージがありますが、実際「週1副業」というのは可能なのでしょうか?
本記事では、週1のエンジニア副業の案件例や案件探しのコツなどを紹介します。
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週1のエンジニア副業案件はあまり多くない

近年では働き方が柔軟になったこともあり、以前より副業しやすい環境が整ってきました。しかし、「週1」を条件とする案件はそこまで多くないのが現状です。
たしかにエンジニアの副業案件には高単価なものもたくさんあり、ほかの業種に比べると稼ぎやすいといえるでしょう。しかし、エンジニアの副業案件は週2日〜を条件目安としていることが多く、「週1しか稼働しない」と決めているのであれば、案件数はかなり限られると考えられます。
週1の稼働であればフルリモート案件であることは必須ですし、週1でおさまる業務内容でなければなりません。週休2日で働く会社員エンジニアにとって、プライベートな時間をすべて潰して副業をするのは、なかなか難しいのではないでしょうか。
副業とはいえお金を稼ぐ以上は『立派な仕事』に変わりなく、途中で放棄したり納期に遅れたりすれば、クライアントや他のエンジニアに迷惑をかけることになります。
週1での副業が不可能というわけではなく、スキルや業務内容、案件の探し方によっては、週1の副業案件を獲得することも十分可能です。ただ、案件探しが難しいかもしれないということは、念頭に置いておきましょう。
エンジニアが週1の副業案件を獲得する3つのコツ

次に、エンジニアが週1の副業案件を獲得する際のコツを3つ紹介します。副業は誰でも始められますが、必ずしもうまくいくとは限りません。
副業を始める前の準備や心構えなどを事前に知っておくと、想定外のことが起こりづらくなります。スムーズに副業案件を獲得するためにも、以下のポイントを意識しましょう。
経験を積んでおく
週1の副業案件では、短時間で業務をこなすスキルが求められます。そのためには、やはりある程度の経験値や実績は欠かせません。
まったくの初心者の場合、週1の案件を見つけるのは難しいでしょう。最低限、ポートフォリオを作成するWebページ作成スキルや、ポートフォリオに記載できる実績を積むのが望ましいです。
「ポートフォリオに載せられる実績がない」という場合は、友人などの知り合い経由でホームページ制作を受注するのもよいでしょう。高単価は期待できないかもしれませんが、実績になりますし、本格的な企業の案件を受注するよりも自分のペースで作業できるはずです。
こまめに連絡が取れる状態にする
稼働中だけでなく、平日などもクライアントと連絡が取れる状態を心がけましょう。エンジニア側としては「週1だけの稼働だから」と思うこともあるかもしれませんが、クライアント側から見れば仕事を任せている取引先です。
そのため、連絡をしても返事が遅かったり返事がこなかったりすると、不安になってしまうかもしれません。また、あまりに返事が遅い場合や態度が悪ければ、不信感を抱かれて取引中止になる可能性もあります。
週末しかまとまった時間が取れない場合でも、「連絡がきたらすぐ返事する」という意識をもっておくことが大切です。
費用対効果の高い案件を探す
週1の開発案件を見つけようとするエンジニアもいるかもしれません。実際に週1程度の開発案件は募集されていますし、条件やスキルによっては副業も可能です。
ただ、開発案件は想定よりも長時間業務になることが多く、時給に換算すると思いの外稼げないことも少なくありません。週1で副業するとなれば、「いかに短時間で業務が完了するか」というところも重視しておきたいポイントとなります。
たとえば、新人エンジニアのコードレビューの案件や不具合箇所を見つける案件、プログラミングを教える案件など、開発案件以外の案件にも目を向けてみましょう。
週1から可能な副業の案件・単価
ここで、実際にフリーランスエージェントの「Bizlink」で募集している週1の案件例を紹介します。週1の副業案件選びの参考にしてみてください。
- 【AWS】サイバーセキュリティ関連ログ解析システムのインフラ構築運用:20〜35万円/月
- 【ブリッジPM】自社プロダクトのIoT化PJの開発統括:〜20万円/月
- 【デジタルマーケティング/経験3年以上】食品系新規事業(0.4人月程度):25万円/月
上記のようなマネジメントやマーケティングの案件であれば、週1の副業でも月20万円ほど稼ぐことが可能です。もちろん高いスキルは求められますが、「これまでのキャリアを活かしたい」「さらにキャリアの幅を広げたい」というエンジニアにおすすめです。
ここで紹介した案件は、Bizlinkで扱うほんの一部です。そのほかのエンジニア副業案件は、こちらから検索できます。
エンジニアが週1の副業をする意外なメリット

副業を始めたいエンジニアの多くは、「収入を増やしたい」と考えているのではないでしょうか。もちろん副業によって、本業以外の収入源が得られるのは大きなメリットです。
しかし、収入を増やす以外にも、エンジニアが副業をするメリットはたくさんあります。ここでは、エンジニアが週1の副業をするメリットを3つ紹介します。
人脈が広がる
副業を始めると、会社での人との関わりができます。クライアントや他のエンジニアとの出会いなど、業務を通じて新たな人脈を作ることができます。
また、副業を始める際にSNSを活用するエンジニアも多く、気になる人がいればフォローしてつながりを作っておくとよい情報が得られるかもしれません。
また、すでに副業している人をチェックしておくと、どのように案件を獲得したり業務を進めたりしているのかが見られたりと、「副業の進め方」が見つけやすくなる可能性もあります。
フリーランスの感覚が掴める
自分で副業案件を獲得して業務を進めるということは、フリーランスとして働く基本スタイルでもあります。そのため、将来的にフリーランスエンジニアを目指している人は、積極的に副業するとよいでしょう。
副業にあてられる時間は少なくても、副業で培う営業力や人脈の広げ方などは、将来の役に立つはずです。フリーランスになると収入を保証するものはなく、自分で案件を獲得しなければなりません。
会社員として働いている間に副業を始めることで、案件獲得のコツが掴めたり実績が積めたりと、フリーランスへの土台づくりにもなるでしょう。
本業とは異なる業務に携われる
本業とは異なるスキルを伸ばしたい場合、副業でスキルを活かせる案件を獲得するとよいでしょう。副業のよいところは、「自分で案件が選べる」ところでもあります。
そのため、「今の会社でやってる業務とは違うキャリアを目指したい」という気持ちがあれば、キャリアアップにつながる案件を探すことも可能です。実際に、副業をしているエンジニアの多くがスキルアップを目的にしているという調査データもあります。
現役ITエンジニアの副業事情については、こちらの記事でも紹介してますのでご覧ください。
エンジニアは副業しやすい?案件の探し方や単価、メリット・デメリットを紹介
エンジニアが週1の副業案件を探す際のポイント

週1という限られた時間で副業をする場合、案件を探す際に気をつけたいポイントがあります。「副業してよかった」と感じるかどうかは、案件によるといっても過言ではないほど案件選びは重要です。
ここでは、エンジニアが週1の副業案件を探す際に、気をつけるとよいポイントを3つ紹介します。
単価が安すぎる案件は避ける
当然ですが、案件の単価は収入に直結します。高スキルを求めない案件や、簡単な案件、専門スキルがなくてもできる案件などは探しやすい反面、単価が低い傾向にあります。
「副業を始めたばかりだし、少々安くてもいいか……。」と思う人もいるかもしれませんが、あまりにも低単価な案件は避けるようにしましょう。安い案件をいくら受けたとしても、業務に注いだ時間や労力のわりに収入が増えずに疲弊しかねません。
また、単価が安すぎる案件は、業界の相場を下げることにもつながります。価格崩壊をおこさないためにも、安すぎる案件は避けるべきといえます。業界の適正価格を保つためという考えからも、スキルや業務内容に釣り合う単価の案件を探しましょう。
現役ITエンジニアの副業事情や案件探しの方法は、以下の記事で紹介しています。
>>現役ITエンジニアのリアルな副業事情|案件の探し方や単価目安を解説
複数のサイトやエージェントを利用する
副業案件を探す方法はさまざまですが、多くの場合はクラウドソーシングやエージェントを使うことになります。その際、よさそうだと感じるサイトやエージェントには複数登録しておきましょう。
それぞれプラットフォームによって強みが異なるため、複数登録しておくことで探せる案件の幅が広がります。また、同じ案件が掲載されていた場合、手数料が違えば手取りも変わります。少しでもよい案件を探せるように、複数のサービスを利用するのがおすすめです。
以下の記事で、副業案件を扱っているエージェントを紹介しています。あわせてご覧ください。
>>土日に副業したいITエンジニア必見!案件例や注意点・長く続けるポイントを紹介
今後のキャリアにつながる案件を選ぶ
稼働時間が短いとある程度限られるとはいえ、どのような案件を探すかは自由です。とはいえ、せっかく副業を始めるなら、今後のキャリアにつながる案件を選びたいと考えている人もいるでしょう。
とくにIT業界は技術進歩が早いため、常に向上心を持ち続けることが大切です。新しい技術や今のスキルをさらに深めるなど、副業でキャリアアップを目指すのもよいでしょう。
ITエンジニアに特化したエージェントなら、キャリアコンサルティングにキャリアの相談をしながら案件探しができます。「1人で副業案件を探すのが不安」という人は、一度エージェントに相談してみるのがおすすめです。
自由な時間もキープする
週1日を副業にあてると、プライベートの時間が減るのは間違いありません。収入を増やすことやスキルアップを目指すことも大切ですが、自由に使える時間もキープすることを忘れないようにしましょう。
好きなドラマや映画を見たり遊びに行く日を作ったりと、リフレッシュすることで仕事へのモチベーションもキープしやすくなります。逆に平日・休日のすべての時間を本業と副業に費やしてしまうと、心身ともに疲れてやる気を失うこともあるので注意が必要です。
エンジニアが週1の副業案件を探すなら「Bizlink」

週1の副業案件を探したいエンジニアには、Bizlinkがおすすめです。Bizlinkではフルリモートの高単価案件を豊富に扱っており、副業案件を探したいエンジニアに最適です。
エンジニア自身で営業する必要はなく、Bizlinkへの登録後にキャリアコンサルタントとの面談にて希望条件に合わせた案件紹介が受けられます。取り扱っている案件の言語や業務内容、職種は幅広く、さまざまな条件から案件が選べるのも魅力です。
また、大手企業の案件や継続案件も豊富で、安定した収入を得ることが可能です。「フリーランスエンジニアとして将来独立したい」と考えているエンジニアもぜひチェックしてみてください。
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まとめ
週1の副業案件は、案件全体からみるとあまり多いとはいえませんが、スキルや業務内容によっては案件獲得の可能性は十分あります。とはいえ探し方によっては、なかなかよい案件が見つからず、案件探しに時間をかけすぎてしまうこともあるかもしれません。
週1の副業案件を探す際は複数のサービスに登録して、できるだけたくさんの案件のなかからスキルや希望条件にあうものを見つけましょう。もし案件探しに不安を感じるようであれば、Bizlinkへご相談ください。
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